一般例会No.364

比良・蛇谷ヶ峰(901m)例会記録

概要

『比良山地の北端にあり、地元では小椋栖山と呼ばれ旧秀隣寺庭園の借景としています。山頂からは360度の展望があります。』

日時

2014年6月22日(日)

天候

雨後曇り

担当

杉本康夫、大石隆生

集合

7:30 JR大阪駅中央改札口前(7:45発 新快速敦賀行きに乗車、8:45 安曇川駅着)

行程

安曇川駅⇒(タクシー)グリーンパーク思い出の森~蛇谷ヶ峰~滝谷の頭~須川峠~畑⇒(高島市コミュニティバス)高島駅

参加者

保木道代、小川眞裕美、板谷佳史 ・・・ 計5名

9:57 JRが延着したため予定していた路線バスに乗れず、タクシーでグリーンパークの駐車場に着く。

雨が上がることを期待しながら、大小様々なバンガローが点在するグリーンパーク内を行く。

10:08 林道から離れ、登山道に入る。

雑木林の中の緩やかな尾根を登って行く。

10:25 沢を渡ると本格的な登りが始まる。丸太の階段は続くし、ヒルは出て来るしで嫌なもの尽くしの状態。

10:53 尾根上の滋賀県立朽木いきものふれあいの里コースとの合流点に着き、ホッと一息入れる。

ミズナラの林を登るにつれガスが出てきて幻想的な雰囲気。雨上がりの山もいいものです。

見上げるとエゴノキの白い花がいっぱい

11:55に蛇谷ヶ峰山頂に着くが風を避けて素通りしたため、お昼休憩後に再度登り直して写真を撮る。 

須川峠(ボボフダ峠)への下りで見かけた満開のヤマボウシ。思わず足を止め見とれる。

アップで篤とご覧ください。

12:56 須川峠(ボボフダ峠)に着く。尾根をさらに南下すれば、地蔵山、釣瓶岳を経て武奈ヶ岳に至る。

杉の植林帯を須川谷へ。

谷筋まで下ってくると昨年の台風の影響か、所どころ荒れている。

13:38 須川峠への登山口着。ここまで下ってくれば後は歩きやすい林道を行くだけ。自然と笑みが浮かぶ。

畦の曲線が美しい棚田の農道を畑の集落へとのんびり下って行く。

棚田とアザミ

14:02 畑のバス停に着く。1時間以上の時間待ちの後、バスでJR高島駅に出て解散となる。

 新快速のトラブルで安曇川駅に遅れて到着。バスも出てしまったので、タクシーでグリーンパーク思い出の森の登山口まで行くことにする。タクシーの運転者の近江聖人と言われた中江藤樹(なかえとうじゅ)の自慢話を聞いているうちに登山口に到着する。なるほど道の駅も「藤樹の里あどがわ」とある。下から見上げるとこの時間ではまだ蛇谷ヶ峰は雲の中。出発する頃にはほとんど雨も上がり、雨にぬれた広葉樹の緑が一際鮮やである。途中大きなザックを担いだ若者の数グループとすれ違う(テント泊か?)、元気だなー。登るにつれてガスに覆われ幽玄な雰囲気が漂う。約2時間で頂上に着くが風を避けて少し下ったところで、休憩。晴れていれば展望も素晴らしいだろうが、琵琶湖も見えず、寒いので早々と出発する。ボボフダ峠(変わった地名だ。名前の由来はなんだろうなと考えさせられる。)間近になると晴れ間も出て、向かいのリトル比良の山並みや畑の集落も樹間から覗かれる。峠からはあまり人の通っていないような道を下っていくと、昨年の大雨の影響か、あちらこちらで斜面が崩れている。林道に降り立つと昔懐かしい農村の棚田を眺めながらのんびりとバス停まで歩いて行く。

記:杉本(康) 写真:大石、板谷