一般例会No.372

六甲・船坂谷~六甲最高峰(931m)例会記録

概要

『船坂谷の踏み跡を辿って最高峰へ』

日時

2014年9月21日(日)

天候

晴れ

担当

大石隆生、杉本康夫

集合

8:10 阪急梅田駅改札口前(8:20発宝塚線急行乗車、宝塚駅下車、阪急バス 9:15発山口営業所前行き乗車)

行程

宝塚駅⇒(阪急バス)船坂橋~川上ノ滝~石ノ宝殿~最高峰~本庄橋跡~雨ヶ峠~風吹岩~高座ノ滝~阪急芦屋川駅

参加者

紀伊埜本節雄、池田える子、和田都子、杉本栄子、片山純江、佐藤敏子、寺島直子、近藤さとみ、小川眞裕美、岸田暎子、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計14名

9:48 船坂橋のバス停で降り、野菜直販所の前の広場をお借りして出発前の挨拶。

10:05 2つ目の堰堤の上流で左岸に渡るが、歩き易かったのはここまで。

渡り終えたその先の道は、河原のように石がゴロゴロしている。

道は対岸へと続くが、流れによって深くえぐられている。周りを見渡し、どこから渡ろうかと思案中。

10:28 老ヶ岩と名付けられ「触ると早く老ける」との伝承がある大岩の横を通過。

10:33 4つ目の堰堤の下で幅の広い道は終わり、熊笹で覆われた山道に入る。

堰堤を越えると、お次は土砂で埋まった枝谷の横断。

10:50 船坂谷で唯一の滝?の川上ノ滝に到着。落差10mほどで、裾広がりに流れ落ちている。

川上ノ滝とその上流の堰堤を左岸から高捲きし川床に下ると、谷筋は荒れ放題。

六甲の谷筋につきものの堰堤越え。フィックスのトラロープを頼りに越えていく。

12:40 ドライブウェイに出る。ここからは悪路から解放されることになるのでホッとする。

13:00 ようやく石の宝殿に着き、遅いながらもお昼休憩をとる。

13:52 六甲山最高峰に着く。お昼をとおに過ぎているので、人影も少なめ。

15:06 周りを高い木で囲まれた雨ヶ峠に着く。夕暮を感じさせるように薄暗い。

16:07 風吹岩に着く。日暮れ間近で、人の影がずいぶん長くなった。時間を気にしながら最後の休憩をとる。

17:35 阪急芦屋川駅に下って解散。それにしても、六甲の裏側から最高峰を越えて表側へと、今日はよく歩きました。

 今回の行程の前半、ドライブウェイに出るまでの船坂谷の登りは、ハイキングの地図では途中から悪路を表わす破線となっています。 実際に歩いてみるとそのとおりで、テープ等の目印を頼りに踏み跡を辿り、フィックスのトラロープを掴んで急斜面を登ったり下ったりと納得させられるものがありました。 更に8月の局地的豪雨によるものか谷筋は荒れていて、流木や倒木を越え、増水でえぐられた川岸をよじ登り、土石流の跡を横断したりとスリリングな場面がありました。ドライブウェイに出てからは六甲山のメインルートとなり、歩き易い道を石の宝殿から最高峰、風吹岩を経て、日の傾きを気にしながら芦屋川駅へと下りました。

記:大石 写真:杉本(康)