一般例会No.376

湖北・乗鞍岳(865.2m)~黒河峠 例会記録

概要

『中央分水嶺高島トレイル北端の山々を縦走して湖北の秋を楽しみます。』

日時

2014年10月26日(日)

天候

晴れ

担当

板谷佳史、小椋勝久

集合

7:30 JR大阪駅中央改札口(7:45発 新快速敦賀行きに乗車、9:25マキノ着)

行程

JRマキノ駅⇒(タクシー)国境スキー場~乗鞍岳~芦原岳~猿ヶ馬場~黒河峠~マキノ林道~白谷長寿苑バス停⇒(乗合タクシー)JRマキノ駅

参加者

小椋美佐、寺島直子、安部泰子、安岡和子、保木道代、小川眞裕美、杉本栄子、安本嘉代、黒澤百合子、谷村洋子、岩本和行、近藤さとみ、小杉美代子、村浪義光 ・・・ 計16名

スタート地点の国境スキー場

9:55 JRマキノ駅からタクシーにて国境スキー場に到着する。

出発前のあいさつ

車で来てここで合流した敦賀在住の村浪氏もまじえ朝の挨拶

山頂が見える

目指す乗鞍岳の山頂が見えている

案内板

国境の峠は古名「愛発越(あらちごえ)」、福井側に降れば「愛発の関」、時が時なら大和朝廷の威光もここまでしか届かなかった。高島トレイル約80Kmの出発点である。乗鞍岳は中央分水嶺縦走路最初のピーク

スキー場を登り始める

まずスキーゲレンデを登って分水嶺に向かう

分水嶺は自然林が続く

10:30 分水嶺に乘ると気持ちの良い自然林が続く

やがてブナ林となる

やがてブナ林となり青空と紅葉の下を登って行く

ススキの原になると乗鞍岳山頂が近い

11:55 樹林が切れてススキの原となると乗鞍岳山頂三角点だ、ここで昼食休憩とする

乗鞍岳山頂標識

高島トレイルのポイント1標識がある

琵琶湖側の展望

山頂からは琵琶湖と湖北の山々の展望がすばらしい・・

電波塔が建ち並ぶ草原

昼食後、山頂から更に南を目指し縦走を続ける、爽快なススキの原に電波塔が建ち並ぶ

りっぱなブナ林が続く

ススキの原を抜けると再びブナ林が続く尾根を行く

紅葉のブナ林

乗鞍岳~芦原岳間の尾根はりっぱなブナの森であった

送電鉄塔のピークで休憩

13:45 芦原岳を過ぎた送電鉄塔の有るピークで休憩中、鉄塔で道が途切れると先の道が分りにくい時有り

若狭の展望

若狭の海が見える、鉄塔は雪庇防護柵に囲まれており冬の厳しさがうかがわれる

ブナ林を堪能

途中猿ヶ馬場というコルを通過、更にブナ林が続く

黒河峠に降り立つ

14:40 黒河峠に降り立ち、縦走を終了した。バス停まで林道と車道を1時間半か? どうせバスは17:18発しか無いのでゆっくり降ることとする

林道は終わったが、更に県道を・・

15:48 林道入り口まで下った、上の集落に車を止めた村浪氏とはここで別れる。我々は更に車道を下ると乗合タクシーの停留所があり、16:30頃うまくこれに乘ることが出来た。予定外に早く安くマキノ駅に着くことが出来た

 雪が無く殺風景なスキーゲレンデを30分程登って分水嶺の尾根に乘ると、自然林が美しい。ブナ林が現れ始めてやがて敦賀の岩篭山へと続く稜線に立つ。ここからは左に琵琶湖と湖北の山々、右に若狭の海と山々を眺めながらの縦走が始まる。ブナの紅葉と展望を楽しみながら乗鞍岳山頂にて昼食休憩。更に南を目指して縦走を続ける。広々としたススキの高原とブナ林が交互に現れる爽快な縦走路であった。特に乗鞍岳から芦原岳間のブナ林は2Kmあまりにわたり、紅葉と青空があいまって目を奪われるほどりっぱなものであった。芦原岳から黒河峠まで長い下りが続き、ようやく峠の林道に降り立つ。予定より早い時間であったので一安心だが、更に1時間以上の林道歩きが残っている。予定のバス停手前に乗合タクシーなるものの停留所があり電話して定時の1台以外に3台出してもらい、全員乗合いの料金で駅まで乗せてくれたのは大変ラッキーでした。今回のトレイルの続きを歩きたいと言う希望が多く出たので、次回の計画を考えねばなりません。

記:板谷 写真:板谷、小椋(勝)、岩本