一般例会No.382

鈴鹿・綿向山(1,110m)例会記録

概要

『クリスマス寒波を期待しての冬山入門編です。ブナ林と鈴鹿山脈の展望が楽しめます。』

日時

2014年12月23日(火・祝)

天候

曇り

担当

板谷佳史、野原勇

集合

7:00 JR大阪駅中央改札口(7:15発 新快速米原行きに乗車、8:20 近江八幡着)

行程

JR近江八幡駅⇒(タクシー)御幸橋駐車場~あざみ小屋~五合目小屋~綿向山往復~御幸橋駐車場⇒(タクシー)JR近江八幡駅

参加者

神阪洋子、寺島直子、黒澤百合子、谷村洋子、小椋美佐、岩本和行、安本昭久、安本嘉代、笠松マサヱ、杉本栄子、保木道代、小川眞裕美、小杉美代子、佐藤敏子、安部泰子 ・・・ 計17名

登山口駐車場にて出発準備完了

9:30 御幸橋駐車場にて出発前のリーダー挨拶。しばらく時雨れていたが、歩き出す頃には止む

ヒミズ谷出合小屋通過

9:50 ヒミズ谷出合小屋を通過

アイゼンを着ける

登山道が凍結している箇所が出始め、滑落防止のためアイゼンを装着する

植林帯を登る

登山道は植林帯の中をジグザグに高度を上げていきます

七合目行者コバ

11:40 七合目の行者コバにて昼食休憩

七合目にある役行者像

行者コバの役ノ行者像も寒そうです

冬季ルートを登る

12:05 冬期ルートに歩を進める

ブナ林の樹氷が美しい尾根

雪の凍り付いた木々の間を、右に左に急坂を頂上目指す

頂上直下

頂上は目前、残念ながら展望は雲に閉ざされている

綿向山頂上に到着

12:35 綿向山頂上に到着する。竜王山への縦走は時間的に無理があるため往路を下山することになった

頂上稜線の樹氷が美しい

寒々とした山頂、腰もおろさずしばらく滞在してから山頂を辞す

五合目小屋で休憩中

山頂から東方の展望説明板がある、これで想像するのみ

頂上稜線の樹氷が美しい

頂上稜線の樹氷が美しい中を下山する

五合目小屋で休憩中

13:05 下山途中、鮮やかなオレンジ色の屋根が印象的な五合目小屋で休憩。向かいの稜線は縦走予定であった竜王山への尾根。このあと、15時頃登山口駐車場に戻った

 綿向山は滋賀県側から日帰りで気軽に登れる鈴鹿の山として、また冬の樹氷目当ての山として人気のようだ。EPEでも身近な金剛山や高見山等とは一味違った冬山入門の山として初級者でも参加して頂けると思い計画しました。

 12月に入って寒波が続いているが、今日は冬型の天気が緩みあまり寒くはない。登山口に着くとわずかだが積雪が見られるので、上はかなりの積雪だろう。すでにマイカーで来た登山者が大勢登っているようだ。 出発時に少し時雨れたがすぐに止む、二合目あたりから踏み固められた雪が凍っている箇所もありアイゼンを着けたが、手間取る人も居り、先日のベーシック登山での講習の続きのようになってしまった。七合目付近の行者堂前で昼食休憩としたが、寒いなかでもあり済ませたらすぐに出発。

 ここから上は冬用ルートを採ると、樹氷となったブナ林の尾根の直登となり冬山気分が満喫できる。見失いようがない大きなケルンが建つ綿向山山頂は次々登って来る登山者で賑やか、厚い雲に閉ざされ展望はゼロだが、本年最後の例会山頂を楽しんだ。ここまでで時間を要してしまったので、竜王山への縦走は中止とし、往路を引き返すことに計画変更した。午後から気温が上がって、下部の樹氷や積雪は溶け始めてしまった。15時頃登山口に戻り、呼んでおいたタクシーにタイミング良く乗り込み近江八幡駅に戻った。

記:板谷 写真:野原、板谷