一般例会No.386

北摂・大船山(653.1m)例会記録

概要

『「はるか昔、湖沼時代。この辺りは湖で大船山は島でした。そこには船をつなぐ松があった事から大船山と名付けられた」との由来が山頂の案内板にあります。丹波修験道の修行場のひとつでもありました。山頂近くの大船寺跡まで13の地蔵形をした町石があります。すべてを見つけるのは難しいとの事。今回はこの町石道をたどり、十倉に下ります。この例会は昨年雨の為、流会になったものです。』

日時

2015年1月24日(土)

天候

晴れ

担当

翁長和幸、杉本康夫

集合

JR大阪駅中央改札前 8:20(8:36発 東海道本線快速・姫路行き乗車、尼崎着8:42、8:43発 福知山線快速・篠山行きに乗換え、三田着9:15、神姫バス 9:25発 波豆川行き乗車

行程

三田⇒(バス)波豆川~大磯登山口~大船山~峠~十倉⇒(タクシー)三田

参加者

前田守、寺島直子、保木道代、寄川都美子、板谷佳史、杉本栄子、欅田克彦、和田都子、池田える子、藤田喜久江、青木義雄、牛山友幸、村木とも子、岸田暎子、黒澤百合子 ・・・ 計17名

9:57 予定の登山道が通行止めのため1.5Km北の登山道へ

10:19 大船山への大磯登山道入口

10:22 アスレチック広場での休憩

10:54 日当たりのよい場所で休憩

11:21 計画では左の波豆川バス停からここへ出る予定であった

11:28 大船山への急登が続く

11:41 大船山の頂上に到着。ここで昼食休憩

山頂より羽束山、宰相ヶ岳を望む

13:27 登山道から下山先の十倉へ向かう林道へ出る、溜め池の堤で休憩

風もなく溜め池の水面に映る風景

14:01 十倉バス停より大船山を望む

14:06 十倉バス停でタクシーを待ち、JR三田駅へ向かう

 当初、予定していた町石道(旧参道)が工事中の為、立入り禁止となっていた。しかたなく、コンクリート道を30分程、北上し大磯登山口より入山する。古いカナディアン・ログハウスが点在している。その間を抜けて登山道はゆるやかに登っていく。

 大船山への登山道としては最もポピュラーなコースと、本には書かれているだけあって歩きやすい。峠に出てひと息いれる。ここまでは意外と近く感じた。頂上と東南峰のコルまで、落ち葉を踏みながらゆっくりと行く。頂上手前はロープが張り巡らされた急坂を登る事になる。頂上でランチタイムとする。

 下りは元来た道を峠まで戻り、十倉へと向かうがかなり荒れている。頭ぐらいの石がゴロゴロして歩きづらい。樹間にため池が見える頃、道は良くなってきた。ため池は小春日和りで明るく、土手の雑草はきれいに刈り取られてサッパリしている。少しオーバに云うと、エメラルド・グリーンの水面は風がないので鏡のようになっている。その水面に落葉した白い木々が逆さまにうつり、誠に美しい。大船山の大正池だ。2つ目、3つ目とため池を過ぎ十倉バス停へ。タクシーを待つ間に後を振り返ると、先程登ってきた大船山が良く見えた。三角形の姿は中々見栄えが良かった。

記:翁長 写真:杉本(康)