一般例会No.389

(ベーシック登山No.29)六甲・ゴロゴロ岳(565.6m)~観音山(526m)~甲山(309.4m)例会記録

概要

『7年前に行っていますが、今回は苦楽園尾根を登ります。このコースは岩がボコボコしていて楽しそうです。標高が565.6mにちなんでゴロゴロ岳と名付けられたそうです。面白い名をつけたものです。』

テーマ:「歩行術ミニ講座」

日時

2015年2月14日(土)

天候

晴れ

担当

翁長和幸、板谷佳史、秋田文雄

集合

阪急梅田駅3F改札前 8:20(8:30発 神戸本線特急・新開地行き乗車、夙川着、8:45発 甲陽園線乗換え 甲陽園着8:59)

行程

甲陽園~苦楽園尾根~ゴロゴロ岳~観音山~鷲林寺~北山貯水池~甲山~甲山太師前~甲陽園

参加者

和田良次、和田敬子、紀伊埜本博美、實操綾子、戸田晴子、寺島直子、安岡和子、保木道代、牛山友幸、牛山恵美子 藤田喜久江、三原博子、片山純江、村木とも子、安部泰子、江本恭子、戸松みつえ、安本昭久、青木義雄、岸田暎子、欅田克彦 ・・・ 計24名

甲陽園駅前

9:06 甲陽園駅に降り立ち、出発の準備中

北山公園に向かう

9:20 住宅街を抜け、銀水橋から北山公園へ向かう道を行く

暖かそうな展望

暖かな日差しの元、30分も歩くと一枚脱ぎたくなる。神戸や大阪平野もうららかな景色

最初の休憩

9:45 最初の休憩、翁長リーダーによる歩行術ミニ講座が行われる。ここから3パーティに分かれて歩行術の実践となる

苦楽園尾根を登る

11:35 西宮市緑化植物園から再び苦楽園の住宅街を抜けた後、苦楽園尾根を登る。

ゴロゴロ岳山頂

11:56 ゴロゴロ岳の三角点山頂に到着する、最新の地理院地形図によると標高は565.3mとなっている。ここで昼食休憩

冬枯れの道

ゴロゴロ岳から観音山への縦走路を行く、北面の道にはうっすらと積雪が・・

観音山

13:02 観音山山頂に到着

観音山頂上からの展望

観音山からは360度の展望、目指す甲山を見下ろす

はでな山名岩

山頂の岩には、ハデなペンキ文字

岩場を降る

観音山からの降りは岩混じり

鷲林寺に下る

13:50 観音山の麓、鷲林寺に下って来る

鷲林寺のツバキ

鷲林寺に咲くツバキ

北山貯水池を通過

再び車道や舗装路を歩いて北山貯水池を通過

甲山山頂

14:56 本日最後のピーク甲山に立つ

神呪寺山門に下山した

15:30 甲山を降って神呪寺山門をくぐった所で、本日の山行を終了、解散した。この後、甲陽園の住宅街をのんびりと甲陽園駅へ向かった

 この例会で一番気がりだったのが「駅から登山口へ」、「下山した所から駅まで」という街なかの遭難でした。登山地図とは別に拡大した市街地図を持っていったのですが、駅の改札口を出たところで、既に迷子状態に。今日の参加者の中に地元の会員がいた。助かった。今回は彼を先達(せんだち)としてお願いし後に続く。開発等で少し地図とは変わっていたようだ。

 車道を避け遊歩道を行く。緑化植物園でトイレ休憩とする。途中には中国風の建物、小川、四阿(あずまや)をしつらえてあり、よく整備された気持ちの良い散策コースであった。山道に入って少し開けた所で、本日のサブテーマである歩行術のミニ講習をする。こう書けばおおげさな感じがするが、ミニのつく講習なのでポイントのみに。「斜面を安全に降るすべ」を最も伝えたかったが、実際にやってみせる場所がなく、次回という事にした。頂上手前の鉄塔で小休としゴロゴロ岳へ。三角点のヨコ4~5mのところは民家の塀と庭で、せんたく物がほしてある。少々興ざめするが六甲山はこんなもの、と自分に言い聞かせてランチタイム。標高は565.6mではなく最近の計測で565.3mとなったようだ。観音山へは多少分岐があるので注意深くたどる。頂上からは北山貯水池、甲山、さらに大阪市内、宝塚、三宮と一望できる。なかなか気分が良い眺めだ。鷲林寺を通り北山貯水池南側から甲山へ。この甲山は大阪近辺では珍しい火山だそうだ。兜のようにポコッと突き出たような山です。ふもとの神呪寺(かんのうじ)山門で解散しました。

 今回は、山はさておき緑化植物園、弘法大師開祖の鷲林寺、きれいに整備された大小の貯水池等々が、印象深く記憶に残っています。

記:翁長 写真:板谷