一般例会No.394 |
奈良・三郎ヶ岳(879m)例会記録 |
概要 |
『伊勢本街道の古い石標にしたがって仏隆寺へ、三郎ヶ岳東面の崖には十一面観音像などが彫られています。』 |
日時 |
2015年3月22日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
杉本康夫、小椋勝久 |
集合 |
7:10 近鉄・鶴橋駅プラットホーム(7:17発 近鉄大阪線急行・五十鈴川行きに乗車、近鉄榛原駅 8:02着) |
行程 |
近鉄榛原駅⇒(奈良交通バス)8:09発 曽爾村役場行きに乗車⇒8:22 高井下車~仏隆寺~小峠~高城山~三郎ヶ岳~石割峠~赤埴口バス停⇒近鉄榛原駅 |
参加者 |
和田都子、佐藤敏子、寄川都美子、池田える子、村木正人、青木義雄、村木とも子、翁長和幸、小杉美代子 ・・・ 計11名 |
8:25 高井バス停下車 |
小春日和の中 農道を仏隆寺へ向かう |
9:10 仏隆寺着 ここで休憩を取る |
9:50 登山口着 ここから山道に入る |
10:34 急登を登りきると明るい高城山に着く |
三郎ヶ岳手前の尾根からひっそりと佇む袴ヶ岳を見る |
三郎ヶ岳直下の急登 |
11:25 三郎ヶ岳 |
初夏のような日差しの中 仲良く昼食を取る |
三郎ヶ岳からの下りは 急勾配、慎重に下降する |
途中 磨崖仏を見る 直下に奥ノ院がある |
しばらく植林帯を歩くと明るい農道に出る 牧歌的な風景に心も和む |
伊勢街道の道標 宝暦三年と書いている |
12:55 石割り峠 峠の標高は695mらしい |
伊勢街道諸木野の集落を見ながら農道を歩く |
此処にも道標が有る 北海道命名者:松浦武四郎も伊勢街道を通ったと言うがこの碑を見たのだろうか |
諸木野の集落から三郎ヶ岳を見る |
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途中 高井千本杉を見る 圧巻だ 必見の価値がある |
14:20 赤埴バス停到着 |
室生古道を春ののどかな日差しを浴びながら、のんびりと仏隆寺へと歩く。集落を抜けても舗装道路はまだまだ続く。小峠から登山道に入り高城山まで登ると「右方向は生駒山から左方向は大峰・大台までの山々が見渡せる」と展望板にあるが、残念ながら目の前に木が茂りそれが無ければ素晴らしい眺望が楽しめるのに残念だ。30分余りで三郎岳に到着、ここは高城山にも増して遮るものがほとんどなく眺望がすばらしい。頂上で昼食休憩とするが、天気も良く暑いぐらいだ。開明寺奥ノ院へ下る途中で磨崖仏が彫られていて、昔の人はすごいなと尊敬させられる。いったん血原橋方面へと下り、本伊勢街道から石割峠へいく。石割峠は伊勢本街道の難関と言われ、高度も695mで生駒山の642mより高い。腰を下ろす所もないほどの狭い切り通しで、こんなところで追いはぎにでも会えばひとたまりもないだろう。昔の街道らしい名所・旧跡が至る所にあり、それを見ながらのハイキングもまた楽しいものだ。 |
記:杉本(康) 写真:小椋(勝) |