一般例会No.399

大和・龍王山 例会記録

概要

『大和盆地を一望できる龍王山からボタン祭りの長谷寺まで歩きます。』

日時

2015年4月29日(水・祝日)

天候

曇り一時雨

担当

杉本康夫、翁長和幸

集合

8:10 近鉄・鶴橋駅プラットホーム(8:18発急行・五十鈴川行に乗車 8:56近鉄桜井駅着、9:25発 奈良交通バス・天理行に乗車 9:39柳本バス停下車)

行程

柳本バス停~龍王山~初瀬山~近鉄長谷寺駅

参加者

牛山友幸、青木義雄、西村晶、藤田喜久江、和田都子、寄川都美子、西村美幸、保木道代 ・・・ 計10名

柳本バス停での挨拶。9:35出発

長岳寺への参道

石仏が傾いていた。この後も石仏を多く見かける。

山頂手前で車道に出た。案内板によると龍王山頂には北城本丸と南城本丸があり、三角点は南城本丸にあるとの事

心地よい山路を行く

二上山(中央)と葛城山(左端)

葛城山(右)と金剛山(左)

11:45 龍王山頂着。ここでランチタイム

八重の桜が満開。初瀬山への途中

一枚岩に彫られた六地蔵。これは珍しいのでは。この横にはよく見かける六体の地蔵が立っていた。

少しルートを外れるとこんな籔こぎに

三角点のない初瀬山山頂。13:40着

変わった石仏三体。長谷寺近くまで下ってきた。

長谷寺着14:50

ぼたん祭り開催中。見事なぼたんが沢山ありました。

15:40 長谷寺駅で解散。

 柳本バス停付近には、三角縁神獣鏡33面が出土して一躍有名になった黒塚古墳がある。バスの車窓からもいたる所に古墳など見られ、いにしえの奈良の都がしのばれます。竜王山は古事記にも歌われている大和青垣の山々で一番高く、三角点のある山頂には中世の豪族、十市氏によって山城が築かれていた。西方を眺めると二上山から金剛山まで、北方は奈良市内や春日山、京都方面、南方は三輪山が望める。今は木々が茂っているが、当時は360度見わたせたであろうこの地に立つと中世の武将気分にひたれる。龍王山から東方に進んでいくと、以前にEPEの例会が持たれた笠そばの看板が出てくる。初瀬山への林道に入りしばらく行くと道が消え、久しぶりに地図と磁石を出してルートの確認をする。標識のある山と違って少し真剣になった場面です。初瀬山(「はせやま」と読むそうです)には三角点もなく標識があっただけで見晴らしもなく登ったという気持ちだけです。後は長谷寺までは初瀬ダムが左手に見られ尾根道を下る。長谷寺では『ぼたん祭り』が開催され山門までの参道には赤や黄や白色のぼたんの花が見事に咲き誇っていました。

記:杉本(康) 写真:翁長