一般例会No.407

比良・権現山~小女郎池 例会記録

概要

『権現山や蓬莱山はたびたび出かけていますが、権現山から小女郎峠の間は、何故かEPEは行っていません。権現山を越えてホッケ山から小女郎池までは、解放感のある尾根歩きです。天候が良ければ気持ちの良いコースです。この例会は昨年末に出かけましたが、天候が悪く権現山の往復に終わっています。今回もう一度出かけます』

日時

2015年6月14日(日)

天候

曇り

担当

翁長和幸、小椋勝久

集合

7:30 JR大阪駅中央改札口前(7:45発新快速・敦賀行に乗車 8:14京都着 乗換、8:18発湖西線近江舞子行に乗車 8:49和邇駅着

行程

JR和邇駅⇒(タクシー)霊仙山登山口(権現山登山口)~ズコノバン~権現山~小女郎池~蓬莱駅

参加者

佐藤敏子、笠松マサヱ、寄川都美子、青木義雄、寺島直子、山倉康次、黒澤百合子、小川眞裕美、保木道代 ・・・ 計11名

9:35 出発

電波塔手前から山道へ

霊仙山への急登

10:25 霊仙山着

うつぎの花が満開

11:00 ズコノバン着

山ぼうしの花

おだやかな尾根を行く

権現山の最後の急登

11:40 権現山着

権現山頂上より。先程登った霊仙山が下に見える

ホッケ山

12:30 ホッケ山着

遠くに見える蓬莱山の頂上リフト

気持ちの良い草原を行く

小女郎峠の石仏

小女郎池 左側に池がもっと広がっている

もう少しで住宅街に

14:47 すぐに列車が来るというので慌ててホームへ 蓬莱駅にて

 権現山登山口から左の舗装道路を行き、電波塔手前から山道に入る。かなり厳しい登りである。ひと汗、ふた汗かいた頃、何かしらさびしい霊仙山頂についた。展望はあまりない。小椋さんの説明では「ここから権現山の間には山ぼうしが点在していて今が花の盛りだ」との事。山ぼうしの花は中心の緑の小さい丸い所だそうで、白い花びらのようなものは花ではないらしい。広いなだらかな尾根には山ぼうしの白い花(?)が所どころで見受けられる。

 権現山登山口からの林道工事が、ズコノバンを過ぎて権現山手前20分ぐらいまで出来ている。山頂は我々と他パーティの4人だけであった。少し霞んではいるが、カーブした琵琶湖湖岸や琵琶湖大橋、沖島が見受けられる。ここでランチタイムとする。

 権現山からは、おおむね低い雑木と草原状の幅広い尾根となり小女郎峠へと続く。気分の良い尾根歩きとなる。1000m前後まで登ると風が冷たく更に心地よい。意外と大きな小女郎池には、10人程の先客がいて賑やかなことだ。山上の湖には夜叉ヶ池をはじめとした色々な伝説が多い。ここ小女郎池も同じように「大蛇とお孝という人妻の言い伝えがある」と、池のほとりの案内板に書かれていた。もしここに誰もいなくて1人でいたとすれば、小泉八雲の世界に引きずりこまれそうな感じがする。

 今日はひょっとすると雨になるかなとも思ったが、影がうっすらと見えるぐらいの高曇りで涼しくてちょうど良い天候でした。

記:翁長 写真:小椋(勝)、山倉、翁長