一般例会No.409

六甲・逢山峡(沢登り入門編)例会記録

概要

『超初心者コースで沢登りを楽しみます。遡行終了後は六甲の隠れたパワースポットを訪ねる』

日時

2015年6月28日(日)

天候

曇り後晴れ

担当

板谷佳史、山倉康次

集合

7:30 阪急梅田駅3F改札口前(7:40発新開地行に乗車、三宮~北神急行経由 神戸電鉄・からとだい駅)

行程

からとだい駅~東山橋~逢山峡遡行~シラケ谷~仙人窟~心経岩~雲ヶ岩~ケーブル山上駅~油コブシ~阪急・六甲駅

参加者

小川眞裕美、駒井万生子、小杉美代子、小椋美佐 ・・・ 計6名

からとだい駅をスタート

8:50 神鉄・からとだい駅から出発、しばらく住宅地を歩く

東山橋にて入谷の準備

9:30 ここはシュライロード等のハイキングコースへの登山口でもある、有野川にかかる東山橋にて谷歩きの準備

逢山峡の沢歩き

本年の初沢歩き、そして初心者向きの楽しい水際のへつりが続く

ちょっときわどい動作が要求される個所も

あまり綺麗とは言えない水だし、落ちたら深そうですよ

しばし休憩中

10:15 流れの途中でしばし休憩

穏やかな流れ

途中、名のある滝が二つほどあるだけで、ほとんど穏やかな流れが続く

ナメ滝の通過

ナメ滝で沢靴歩きの経験をしてもらう

懸垂下降の練習

猪ノ鼻滝で懸垂下降の練習

懸垂下降中

懸垂器のセットと安全確保を重点に練習中

フィックスロープの通過方法

12:24 フィックスロープの通過方法も練習してもらう。このあとシラケ谷に入り仙人窟への尾根に取付く

仙人窟

14:24 仙人窟を通過、崩壊していて迫力無し

心経岩

14:48 心経岩に到着する、一面にお経が刻まれている

雲ヶ岩

すぐ上にある雲ヶ岩、これでパワースポットを通過し終わって、人工スキー場近くの山上のドライブウェイに出る

油コブシ付近

16:00 六甲ケーブル駅を経て油コブシ道を下山中。この後、17:30頃六甲駅に下山して解散した。午後は爽やかに晴れたが沢登りの後の4.5時間の登山はなかなかの手応えでした

 からとだい駅から住宅街を抜ける。準備運動にちょうど良い距離を歩いて、有野川・東山橋に着く。時々小雨が降る不安定な曇り空だが、すぐ上を林道が通る谷なので気にせず逢山峡の流れに降り立つ。お世辞にも綺麗とは言い難い水の色だが、その点は我慢。

 入門ルートにふさわしい静かな流れが続き途中に二つほど堰堤が有って巻くのが煩わしいが、めいめい自由に辿ってもらい初心者には沢靴の歩き心地を確かめてもらう。実質的な遡行終了点である猪ノ鼻滝の落ち口で「懸垂下降とフィックスロープの通過」について練習の機会を設けた。

 両テーマとも沢登りには必須の技術なので、経験者にも再確認の意味で同様に練習して頂く。これにかなりな時間を費やしてしまい、終了後昼食休憩するとすでに13時を過ぎてしまったが、仙人窟尾根から山上に向かう。遡行終了後の登りや下山を想定すれば当然のアルバイトなのでこれも練習のつもりで山越えをして神戸側まで下山して頂きました。沢登り4時間、登山4.5時間と所要時間としても本番の沢登り並みを経験して頂きました。

記:板谷 写真:山倉、板谷