一般例会No.413 |
生石ヶ峰(870.1m)例会記録 |
概要 |
『近郊では珍しいススキ原の大きな高原です。真夏の高原で涼風を味わいます。前回、生石ヶ峰の例会に参加された方には緑のススキ高原もおすすめです。』 |
日時 |
2015年8月2日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
翁長和幸、大石隆生 |
集合 |
7:15 JR天王寺改札口前(7:28発 紀州路快速・和歌山行き乗車8:31和歌山駅着 8:38紀勢本線湯浅行き乗換 8:52海南駅着 タクシーで小川の宮へ) |
行程 |
JR海南駅(タクシー)⇒小川の宮~大観寺~龍王水~笠石~生石ヶ峰~生石神社~旧札立峠~一本松~小川の宮(タクシー)⇒JR海南駅 |
参加者 |
安本昭久、安本嘉代、青木義雄、小川眞裕美、寄川都美子、佐藤敏子、櫻井宏子、小杉美代子 ・・・ 計10名 |
9:29 JR海南駅からタクシーで小川の宮に着き、小川八幡神社の前で出発準備。 |
9:59 里道を来て高露橋、南忠橋を渡り、ここから山道となる。 |
10:17 風が通らない植林帯をひと汗もふた汗もかいて大観寺に着き、最初の休憩。 |
11:12 林道を横切り龍王水へ。炎天下での水場はありがたいが、残念ながら「飲めません」の表示あり。 |
12:15 別荘地の間を抜け、遅咲きの紫陽花を眺めながら更に登って行く。 |
12:40 稜線のすぐ下にある休憩所に着き,お昼休憩。 |
13:27 稜線に出ると視界が開け、一面にススキの草原が広がる。 |
稜線上の弘法大師が護摩修行をしたと伝わる笠石。 |
稜線から少し離れて、雨乞いの火を焚いたと伝わる火上げ岩。 |
向こうに見える生石ヶ峰の頂上を目指して気持ちのよい草原を行く。 |
13:50 生石ヶ峰の頂上に着くが遠くの雷鳴が気になり、早々に生石神社へと下っていく。 |
14:17 生石神社に着く。社殿背後の立岩(夫婦岩と呼ばれている)がご神体とのこと。 |
生石神社の「謂れ」です。 |
15:08 旧札立峠の少し先、小川宮への下降点で最後の休憩。 |
16:05 「桜の小径」と名付けられた遊歩道の四阿を通過。小川宮までもう少し。 |
16:18 小川宮に下山。この後、タクシーでJR海南駅に戻り解散した。 |
朝9時というのに既に暑い。タクシー3台で小川の宮へ。 「体調がおかしくなったら、すぐに申し出て下さい。熱中症に注意し水分を充分とって下さい。」とあいさつし、何度かの車道歩きや車道の横断の後、不動の辻から山道に入った。ここには大きなカシの木があった。風のない植林まじりのうす暗い中を登る。誠に暑い。熱中症を気にしながらゆっくり・ゆっくり行く。車道を横切って龍王水にでた。冷たい水で顔や手を洗い、ほっと一息ついた。ここから1時間半ぐらいで稜線のレストハウス「山の家・おいし」についた。12時30分、向かいにある休憩所でランチタイムとする。遠くで雷の音がする。少しずつ雷鳴が近づいてくる。空にはうす暗い雲が出てきた。生石山の頂上までは草原状のコースなので雷雲が近づくと少々気味が悪い。避雷針がある「山の家・おいし」で待機し少し様子をみる。20~30分で青空がでてきたので頂上にむけて出発。残念ながら高原の涼風はなかったが、緑いっぱいの草原に出会えた。 生石神社奥の直立した岩峰は50m弱あり、中々見事なものである。が、ご神体の為クライミングは禁止になっている。しかしその横の岩場は少し小さいがクライミングOKとの事で若い頃登ったことがある。旧札立峠は神社から林道を行き、車道と合流した処らしい。ここより20m位右手に入ると祠があった。このあたりが昔の峠道であったのだろう。一本松コースよりサクラの小径をへて小川の宮へ下山。小川の宮でマイクロバスとタクシーを呼び海南駅へ。 生石高原は車で上がれるので登山者が少なくなったのか、この日は1人の登山者にしか会わなかった。今日はとにかく暑かった。 |
記:翁長 写真:大石 |