一般例会No.419 |
京都・日野岳(373m)~醍醐山(454m)例会記録 |
概要 |
『鴨長明が隠遁し方丈記を書いたと言われる 日野岳から 吉野 大峰山と古くからかかわりのある修験道の山 醍醐山を登ります。晴れていたら阿倍野ハルカスを見ることができるかも』 |
日時 |
2015年9月19日(土) |
天候 |
晴れ |
担当 |
小椋勝久、西村晶 |
集合 |
7:50 JR大阪駅中央改札前(8:00発 新快速・湖西線米原行き 8番ホーム 山科駅乗り換え 京都地下鉄東西線 石田駅下車) |
行程 |
京都地下鉄東西線石田駅~野外活動施設~日野岳~ユウレイ峠~醍醐山~地下鉄東西線醍醐駅 |
参加者 |
西田保、青木義雄、岩本和行、寄川都美子、岸田暎子、神阪洋子、安本嘉代、杉本栄子、小原武尚、野口秀也、横山寿夫 |
9:10 京都地下鉄 石田駅で安全確認と登山ルートの説明を行う。 |
住宅街を通り登山口を目指す。 |
9:40 山道を少し進むと「方丈石」を示す案内に従い右の谷沿いの道を進む。 |
「方丈石」より傾斜が強くなった道を登るとよく踏まれた道と合流する。 |
道は緩やかになるが倒れた木が多くなる。 |
10:25 道が広くなった所に出ると突然、石仏群が現れる、巨岩の間より清水が湧いており喉を潤す、冷たくてうまい。 |
10:40 供水(こうすい)峠より北に延びる尾根を進むと小石を積んだ、日野岳に到着 |
パノラマ岩より阿倍野ハルカスを遠くに見る事が出来ました。 |
11:15 ユーレイ峠、東西に延びる道は、かって醍醐と炭山の間を牛馬が行き来していたらしい。 |
峠より炭山方面に350m程下り左の谷に入る、山仕事の道を谷沿いに登る。 |
12:05 30分程の登りで醍醐寺内の広い道に出て、お昼の食事にする。 |
寺務所の裏側から渡り廊下をくぐると、表参道に出ました。 |
13:00 開山堂前に醍醐山頂450mの道標があるが、地図を見ると北西の位置に頂上(454m)を確認する。 |
薬師堂の横より山道を見つけ頂上に向かう。 |
13:35 地図を見るが50m程前に通り過ぎた事を確認する。 |
13:40 横嶺峠に到着。荒れた林道を下る。 |
住宅街を通り抜けて醍醐駅に向かう。 |
14:50 醍醐駅に到着して解散する。 |
『行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず よどみに浮かぶうたかたはかつ消え、かつ結びて久しくとどまる。』方丈記より 方丈記は鴨長明が日野岳の中腹に一丈四方の庵を結び隠遁して書いたと言われる。 JR山科駅から地下鉄に乗り石田駅で下車、しばらくの間、車道を歩き長明方丈石の道標を目標に登山口へ林道終点の野外活動施設の横を通り山道に入る。 しばらく歩くと方丈石の石碑が現われる。 ここで休憩を取り日野岳へ向かう あまりハイカーが入らないのか蜘蛛の巣が顔に着く、しばらく歩くと石仏群があるお堂に着く、此処の湧水は飲めるらしいが皆顔を洗うだけにする。お堂から歩くこと10分程度で供水峠に着く 小さな案内板で供水峠と書いているのみでひっそりとした峠だ。峠から少し登ると日野岳に着く。 見晴らしはなく平坦な山頂だ 日野岳を後にユウレイ峠へ向かう 途中 パノラマ岩から遠く阿倍野ハルカスを望むことができた。ユウレイ峠はその名の通り薄暗く何か不気味さを感じる峠だ ユウレイ峠から東へ2つ目の谷筋から登り始める。この山域は木こり道が多く 間違って入ってしまう。ずいぶん古い木こり道を登り尾根筋へ出て、林道をしばらく歩くと上醍醐寺が見えてくる。頂上をめざし開山堂へ向かう 開山堂の前に醍醐山頂上450mと書いてある、醍醐山は454mなのでここは違うのではと思い 登山道を探す、やっとのことで登山道を見つけ登っていくが頂上らしい場所を見つけずに素通りしてしまう。登ったことにしときましょうと言い横嶺峠へ降り ここから長く単調な林道を歩き下山する。 |
記:小椋(勝) 写真:西村(晶) |