一般例会No.421 |
鎌倉峡~百丈岩 例会記録 |
概要 |
『小さなゴルジュの連続する鎌倉峡と、関西のクライマーなら誰もが挑んだクライミングのゲレンデを訪ねます。』 |
日時 |
2015年10月4日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
野原勇、翁長和幸 |
集合 |
8:00 JR大阪駅中央改札口前(8:14発 普通・新三田行き乗車、道場駅下車) |
行程 |
道場駅~平田配水池~鎌倉峡出合~(鎌倉峡)~百丈河原~百丈岩~道場駅 |
参加者 |
横山寿夫、青木義雄、板谷佳史、神阪洋子、保木道代、小川眞裕美、安岡和子、安本昭久 ・・・ 計10名 |
9:00 道場駅前で朝の挨拶 |
のどかな農村部を行く |
新名神高速道路の工事現場を横切る |
182段の階段 実際は新名神の工事で2段ぐらい埋まっていたようだ |
神戸ゼミナーハウス前から百丈岩が見えた |
「鎌倉峡周遊コース 上級者向け」のコース案内板 我々は上級者なのだ(?) |
青石古墳内部を写してみた |
青石古墳 六甲近辺にもこんな古墳があったとは |
鎌倉峡(船坂川)に出会う |
時々、いやらしい所がでてくる |
ストックに引っ張られ「エイッ!」とジャンプ |
このコースで唯一の高まき |
百丈岩への急登 |
百丈岩 いつ見ても迫力満点 |
百丈岩岩峰の上 主峰の上に登ってみたかったが・・ |
14:15 道場駅着 |
「百丈岩」この名を聞くと、クライミングに挑んだ青春の1ページがふつふつと沸き上がる方も多いのでは?。他に不動岩、堡塁岩、藤内壁など上手は上手なりに、下手は下手なりに墜落の恐怖に怯え、手足を傷だらけにして挑んだ思い出多き岩場です。 この百丈岩をメインに考え、それとセットに考えたのが鎌倉峡でした。鎌倉峡はEPEでも創立間もない頃に一度実施されていますが、ネットで調べると本格的な沢登りではなく普通のシューズで充分に楽しめると判断、再度計画しました。 道場駅に降り立つのは30数年ぶり。駅舎も立派になり、また電車の本数も昔は1時間に1~2本、昼間は2時間に1本しかなかった頃と比べてなんと便利になったことか。先ずは今日の予定コースの平田配水所を目指す。途中新名神高速道路の工事現場を通過する。山が削られ自然が破壊されていく。時代の要請もあり仕方のないことかも知れないが、実際に巨大な工事現場を目の前にすると少々寂しくなる。 途中の分岐標識に「鎌倉峡 上級者コース」と掲示されているのは想定外。「えっ、そんなに難しいの?」とメンバーの顔触れを見てやや不安になるが、ここまで来たからには行くしかない。水量が少なかったこともあるが、実際に遡行してみると想定内のレベル。念のためにロープ、シュリンゲ5本、カラビナ5個を用意してきたが、シュリンゲを1本使っただけ。沢登りの真似事的な遡行だったが十分に楽しめたのではないか。 百丈河原も昔とは様変わり。昔は広場だった所に売店が出来ており、また「百丈やぐら」という墜落体験施設もありびっくりする。この施設は墜落の衝撃や荷重からの脱出方法等体得するには格好の施設と一目で分かった。百丈岩に来たからには、百丈岩に登らなければ意味がない。一般ルートを百丈岩のてっぺんまで登り、横山さんや神阪さんらと昔話に花を咲かせながら昼食とした。時にはこのような思い出山行もいいなと思いながら道場駅に戻った次第です。 |
記:野原 写真:翁長 |