一般例会No.425

(ベーシック登山No.33 )琵琶湖疎水から大文字山(465m)から南禅寺 例会記録

概要

『4月に雨の為中止になった例会の再チャレンジです。紅葉の琵琶湖疎水沿いを歩き大文字山から南禅寺水路閣を通り疎水の終着点鴨川へと向かいます』

日時

2015年11月1日(日)

天候

晴れ

担当

小椋勝久、西村晶

集合

7:50 JR大阪駅中央改札口前(8:00発 新快速・湖西線米原行き 8番ホーム)

行程

山科~諸羽神社~山科疎水の道~コンクリート橋~大文字山~日向大神宮~南禅寺~京阪三条

参加者

黒澤百合子、谷村洋子、寺島直子、駒井万生子、岩本和行、梅田寛子、和田都子、牛山恵美子、片山純江、飯尾廣子、神阪洋子、秋田文雄、三原博子、寄川都美子、青木義雄、前田守、池田える子、村木正人 ・・・ 計20名

JR山科駅より住宅街を抜けて諸羽神社に向かう。

8:50 神社で出発の挨拶とコース説明を行う。

少し歩くといきなり疎水が現れる 流れは緩やかです。

行き交う人も多くて朝の散歩道になっているようです。

琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路の説明を受ける。

明治に作られた疎水です。

10:35 山ノ谷橋を渡り登山道に入る。

100m程の緩い登りで稜線に出る。

歩きやすい山道を一路大文字山を目指す。

12:10 大文字山頂上に到着 お昼の食事にする。

京都市内が一望出来る頂上は登山者が沢山居られました。

山ノ谷橋より登って来た分岐点より 南禅寺方面に向かう。

日向大神宮よりインクラインに向かう。

14:00 蹴上船溜りと南禅寺船溜りを結ぶ傾斜鉄道(インクライン)を見学する、台車に三十石船を乗せて降ろしていた。

14:15 重厚な赤煉瓦作りの水路閣が姿を現しました。

静かな登山道より階段を降りると観光客の多さにびっくりする。

南禅寺 色づき始めた紅葉を楽しむ。

市内に流れる琵琶湖疎水を楽しむ。

15:05 鴨川に合流する所で解散する。

 山科駅から東へ歩き諸羽神社の境内を抜けると長等トンネルから出てきた疏水と出会う。ここが西へ延びる疏水の旅の出発点、紅葉狙いでの企画でしたが紅葉はまだ早く、桜やイロハモミジはまだ青い葉が多く残っていました。さぞ桜のころは綺麗だろうと思いながら歩く、護岸にはセキレイ、サギ等の鳥たちが冬支度をしているのだろうか、水辺を上流,下流へと忙しそうに飛び回っていました。

 御陵から西に第二トンネルへ向かう、第二トンネル手前には日本最古のコンクリート橋が架かっており、その橋を渡って登山道に入る予定でしたが 登山道がはっきりしていない為、手前に引き返し永福寺から大文字山へと向かった。快適な山道を歩き大文字山へと向かう、山頂で休憩し日向井神社方面に下山し日向井神社を通り過ぎ再び疏水に合流する。そこはインクラインと言う施設跡で疏水の高低差を行き来するための施設であるらしい。インクラインから南禅寺へ向う観光客で賑やかな南禅寺通り抜け京都市動物園、聖護院蓮華蔵町を疏水とともに通り過ぎ今回の目的地白川放水口に着く。今回は市街地を歩くことが多く登山靴ではきついと思っていましたがみなさん元気に、賑やかに歩いてくれました。又、各トンネルには洞門石額が有り第二トンネルの入り口には井上馨の石額が有りました。

 「仁似山悦智為水歓歡」 仁者は知識を尊び,知者は水の流れをみて心の糧とする(論語)

記:小椋(勝) 写真:西村(晶)