一般例会No.438

大和・貝が平山(822m)例会記録

概要

『貝が平山は額井(ぬかい)火山群の最高峰で、榛原の町から眺めると正三角形の山頂を見せる。南山麓には貝の化石が採取された跡があり、この辺りが太古の昔に海底であったことがうかがえます。』

日時

2016年2月11日(木・祝)

天候

晴れ

担当

杉本康夫、小椋勝久

集合

8:45 近鉄鶴橋駅プラットホーム(8:55発 急行・青山町行乗車 9:49榛原駅着 10:12発奈良交通バス 針インター行乗車 10:19玉立(とうだち)橋バス停下車)

行程

玉立橋バス停~登山口~化石採集場~鳥見山分岐~貝が平山~鳥見山~鳥見山公園~榛原駅

参加者

小椋美佐、村木正人、村木とも子、安本昭久、安本嘉代、黒澤百合子、片山純江、小川眞裕美、和田敬子、保木道代、谷村洋子、板谷佳史、青木義雄、飯尾廣子、野口秀也、小杉美代子 ・・・ 計18名

10:22 玉立橋バス停に降り立ち、出発の準備

火山らしい山容の鳥見山、香酔山や目指す貝が平山が見えている

10:40 青龍寺横から山道に入って行く

主稜線に出るまで薄暗い植林の中を登って行く

12:06 貝が平山山頂に到着、ここで昼食休憩。暑いくらいの晴天

三角点他、賑やかな山頂だが展望はほとんど得られない

途中の化石採集場で小椋リーダーがりっぱな貝の化石を見つけてきました

下山に移る

桜井方面への分岐を通過

13:18 鳥見山に到着

鳥見山(734.6m)の山頂三角点を通過する

鳥見山から先の尾根を行くと樹間から展望が得られる。台高方面か?

鳥見山公園の展望台へ向かう

13:40 鳥見山公園の展望台に立つ、初めて南面が大きく開けて大和、曽爾、吉野の山々が見渡せる

鳥見山公園展望台からのパノラマ、榛原の町の向こうに遠く大峰山脈や大台ヶ原方面が見渡せる

暖かな中をのんびりと住宅街を下っていく

14:30頃、榛原駅に到着して解散する

 玉立橋を渡ってすぐに橋下の道路をまで階段を下る。貝が平山への取り付きで迷ったが、登山道へ取り付く。溝状になったところを登っていくが手入れがされていないようで、数ヶ所古い倒木の下をくぐる。約1時間で貝の化石採集場に着く。岩場を想像していたが、意外とこじんまりした採集場であった。貝が平山までは全く階段がなくこのような階段がない山は珍しい。山頂で小椋さんが採集場で貝の化石をとってきたとみんなに見せて化石談議にしばし花が咲く。ハマグリぐらいの大きさで意外と簡単にとれるようだ。山頂を出てしばらくは急な下りで目の前に鳥見山の登りが見え、また汗をかくなと思っていたが、緩い登りで簡単に鳥見山に着く。ここにも三角点の標石がある。展望台まで来ると眺望は抜群で榛原市街はもちろんのこと、大和三山や金剛葛城、遠くには高見山や大峰の山並みが望まれる。絶景この上なしだ。この絶景を楽しんだ後は一路榛原駅目指して下っていく。今日は雪があると思っていたが、全くなく風は冷たいが雲はなく日差しは温かく楽しい1日でした。

記:杉本(康) 写真:小椋(勝)