一般例会No.444

大峰・扇形山(1052.8m)例会記録

概要

『扇形山は、大峰主稜の大天井ヶ岳から西に派生する支稜上にあり、小南峠は昔、黒滝村から天川村洞川を結ぶ山越えの標高約1060mの高さにあり、展望は抜群です。』

日時

2016年3月19日(土)

天候

曇り一時雨

担当

杉本康夫、小椋勝久

集合

7:40 近鉄大阪阿部野橋駅西改札口前(7:50発 急行吉野行き乗車、9:01下市口駅着)

行程

下市口駅⇒(タクシー)黒滝村役場~河分神社~扇形山~小南峠~松ヶ茶屋跡~黒滝村役場⇒(タクシー)下市口駅

参加者

青木義雄、笠松マサヱ、小川眞裕美 ・・・ 計5名

9:35 黒滝村役場前に到着

河分神社前の分岐 左に行けば小南峠 山上街道沿(山上参り道)に立つ立派な神社です

この地方は梅づくりが盛んなのか大きいな梅林が点在する

わかりにくい扇形山への分岐

登山道には木製の橋が架けられている 多くは腐っている上に滑りやすく慎重に渡る

雑木林の中を歩く、晴れていればさぞ綺麗だろう

扇形山への急な登り、足元が悪くよく滑る

12:30 扇形山 山頂

扇形山から小南峠に向かう快適な尾根道

鉄塔下 ここはビュースポットらしいが霧で何も見えない

13:50 小南峠直上のピーク 小さな道標には小南山と書いてあった

小南峠へ向かう道は急なうえに雨で滑りやすい 慎重に歩くがよく転んだ

14:25 小南峠トンネル東口に下りる

洞川に向かう林道

15:20 洞川バス停到着 早々に着替える

 

 下市口駅で5人乗りのタクシーは見当たらず、やむなく2台に分乗し黒滝村役場まで行ってもらう。広橋梅林の梅の里山祭は終わっていたが、それでもタクシーから見る梅林は白梅、紅梅、淡桃色などきれいに山肌を飾っている。運転手の話では、過疎化で年寄りだけでの手入れも大変で梅の木も年々減っているそうです。村役場から少し歩くと河分神社に出る。宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)が祀られ稲の成育を司る神として古くから信仰されているそうです。扇形山へのルートは黒滝村のハイキングコースとして紹介されているが、踏み跡が薄く分かりづらい、木の橋も古く踏抜きそうだ。あいにくの曇天で所々にあった展望ポイントも何も見えず残念だ。扇形山からは「弘法大師の道(Kobo Trail)」の標識が現れ、洞川まで続いている。小南峠手前の地図に山名のない顕著なピーク(小南峰1196mと手作りの標識がある)から小南トンネルまで落ち葉と前夜の雨でズルズルの急傾斜をトンネル口の県道まで下る。黒滝村役場までの予定であったが5人なので洞川に降りバスを利用することにする。トンネルは冬季には通行止めになっているので車を気にしないでのんびりと洞川まで歩く。

記:杉本(康) 写真:小椋(勝)