一般例会No.446 |
奈良・春日山原始林~若草山 (342m)例会記録 |
概要 |
『石仏の道を辿り、若草山から古都奈良の展望を楽しみます。』 |
日時 |
2016年4月3日(日) |
天候 |
曇り |
担当 |
野原勇、翁長和幸 |
集合 |
8:00 JR天王寺駅中央改札口前(8:13発 大和路快速・加茂行き乗車、奈良駅下車) |
行程 |
JR奈良駅~滝坂道入口~首切り地蔵~鶯ノ滝~若草山~春日大社~JR奈良駅 |
参加者 |
安本昭久、前田守、保木道代、西村美幸、西村晶、山下登志子、安本嘉代、寄川都美子、村木正人、小川眞裕美、秋田文雄、和田敬子、梅田寛子、和田都子、三原博子、神阪洋子、笠松マサヱ ・・・ 計19名 |
8:50 旧奈良駅舎前にて朝の挨拶 |
猿沢池の横を行く のどかな古都の朝 |
通りすがりに見た桃の花 色あざやかに咲いている |
志賀直哉の旧居に立ち寄った |
朝日観音 この辺りでは一番先に朝日があたるとの事 1265年の銘がある |
首切り地蔵 荒木又右衛門が刀の試し切りにしたという地蔵 切られたのは、よだれ掛け紐のくびれた所らしい |
このような立派な石碑が・・ |
11:40 鴬の滝 ここでランチタイム この写真では見栄えはもう一つだが、水のそばまで行くとなかなかのものだ |
春日奥山で最大の山桜 枝の先には花をつけているが、木が大きすぎて写真には納りきらない |
若草山の頂上はもう近い |
頂上周辺は桜が満開 外国の人も鹿にせんべいを・・ |
二上山から金剛山まで見渡せる その後ろに、うっすらと写っているのは和泉山脈のようだ |
満開の桜が絵に描かれたように並んでいる |
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13:00 若草山頂上着 |
遊歩道には新緑がもう始まっている |
いかにも古都奈良ではの茶店が出ている |
14:15 春日大社着 |
14:20 春日大社バス停着 本日の例会はここで終了とする |
風格のある建物に出会った 奈良国立博物館らしい 入場無料との事なので少しだけ見せてもらった |
EPEの例会案を立てる時、いつも頭を悩ますことが山の選定。出来る限り地域的に偏りがなく、かつ過去に登られていない山は選ぶようにしているがこれが正直難しい。その中にあって何故か春日山原始林を目的にした例会はない。「原始林」という謎めいた響きに興味もあり、春日山原始林に決定。春日山原始林に若草山に繋げることとした。 JR奈良駅前から商店街を抜け「猿沢の池」を通り、奈良町の古い街並みを眺めながら東海自然歩道を首切り地蔵に向かう。途中で大事件発生、寄川さんが行方不明となる。他のメンバーに何時から姿を見なかったか確認するもハッキリしない。奈良駅を出発した時からではということになった。「えっ!」と驚くほかない。参加人数が多くても決してあってはならないこと。参加者の一人が携帯で連絡するが留守電で繋がらず、繋がってもすぐ切れてしまう。そうこうしている内に参加していない会員から連絡があり、首切り地蔵に車で先行したとの事。ほっとすると同時に担当リーダーとして反省しきりです。 首切り地蔵で寄川さんと合流、驚いたことに神阪さんも一緒。今朝地下鉄ダイヤが乱れていて予定したJRに乗り遅れ、奈良駅で一人取り残された寄川さんを発見。一緒にタクシーに乗ってきたとのこと。小休止後ドライブウェーを通り「鶯の滝」へ。落差10mに満たない滝ですが、ゆっくり昼寝でもしたいと思った趣ある滝でもありました。滝の前で昼食休憩。 春日山原始林内には桜の木が1本もない。春日大社の神山として、太古の昔から狩猟や伐採が一切禁じられていることから原始林と言われているらしい。桜の木は太古の昔には存在しなかった樹木であり、この春日山原始林に存在しないことに納得する。 若草山は私も含め小学校の遠足以来50数年ぶりという参加メンバーが多かった。曇り空ではあったが古都奈良の町は勿論のこと、二上山や葛城山なども一望。若草山を後に満開の桜の木を眺めながら春日大社へ。春日大社本殿まで往復した後、バス停前で解散とした。 今日は緑溢れる春日山原始林と石仏、若草山からの展望、満開の桜、馬酔木の花、春日大社での外国人観光客の群れ、若草山や奈良公園内の鹿の多さと共に、メンバーが一時行方不明になるという重大事が記憶に残った例会となった。 |
記:野原 写真:翁長 |