一般例会No.450

曽爾高原・兜岳(かぶとだけ 920m)鎧岳(よろいだけ 893.9m)
例会記録

概要

『天を突きさすような急峻な鎧岳、おわんを伏せたような兜岳。この対照的な二山に出かけます。』

日時

2016年5月5日(木・祝)

天候

晴れ

担当

翁長和幸、大石隆生

集合

8:20 近鉄鶴橋駅プラットホーム(8:33発 急行・名張行き乗車 9:39名張着)

行程

名張駅⇒(タクシー)目無橋⇒兜岳⇒峰坂峠⇒鎧岳⇒太良路バス停⇒(タクシー)名張駅

参加者

保木道代、青木義雄、寄川都美子、杉本栄子、安本昭久、安本嘉代、岸田暎子、佐藤敏子、小杉美代子 ・・・ 計11名

10:30 目無橋を出発

登山口の目無地蔵

いきなり急登が始まる

さつきが満開

ロープがセットされた急な岩道が始まる

白い小さな花か キノコかも?

ロープのある急な岩斜面が続く

11:40 兜岳頂上着 ここで昼食とする

左から倶留尊山、二本ボソ、お亀池の笹原と続く

鎧岳の岩壁が少し見える

12:50 峰坂峠を通過

峰坂峠からも急な登りが

ここにも小さな白いもの

13:20 鎧岳着

太良路へ下る分岐 ここより植林帯の急な下降となった 14時過ぎのバスに乗るべくピッチを上げる

14:20 太良路バス停着 停留所の手前でバスに追い越された 残念!

 鎧岳とは、柱状節理の岸壁が鎧(よろい)の胴のように見えるので鎧岳。天を突き刺すようにとがった姿を見ると、いかにも「一度は登ってみたくなる」という山なのです。その南西にある兜岳とセットにして登ろうと出かけた。どちらも武具の名前が付けられているのが面白い。

 名張よりタクシーで目無橋下車。3台の車が止まっていた。新緑まっさかりである。ここから5分ほどで登山口の目無地蔵へ。しばらく行くとロープの張りめぐらされた急な岩道が始まった。きつい登りであるが、今日は風が強く汗は出ない。空気が乾いているのか気持ちの良い登山日和である。兜岳の頂上からは曽爾高原側に少し切り開きがあり?留尊山からお亀池、古光山と良く見える。足元には青蓮寺川にそうように細長い集落が見てとれる。牧歌的なローケーションを眺めながら、ここで昼食とする。頂上からは急降下で峰坂峠へ。兜岳の登山道は登りも下りも急傾斜の道である。峠からはひと登りで鎧岳につく。バス道から鎧岳を見ると、かなり急角度でせり上がるスカイラインであるが、登ってみるとそれ程ではない。コースは西によっているからか?下山は新宅本店方面にとる。植林帯のジグザグ道を太良路バス停へ向かうが、バス道に出たところで本数の少ないバスに追い越された。残念ながらタクシーを呼ぶことになってしまった。

 兜岳のズングリ型と鎧岳の急峻な峰とは対照的な形で、一対としてみると一幅の絵になるようだ。この二つの山は登るより眺めるほうが楽しそうな気がする。

記:翁長 写真:大石