一般例会No.456

六甲・逢山峡~記念碑台 例会記録

概要

『沢登りの入門コースを見下ろす道から石仏が点在する道を辿って六甲山に登ります。』

日時

2016年6月19日(日)

天候

雨のち止む

担当

大石隆生、杉本康夫

集合

8:00 阪急梅田駅3F改札口前(8:20発 特急・新開地行き乗車、三宮~北神急行経由神戸電鉄・有馬口駅)

行程

有馬口駅~専念寺~逢山峡~シュラインロード~記念碑台~油コブシ~六甲ケーブル下駅⇒阪急・ろっこう駅

参加者

寄川都美子、小川眞裕美、黒澤百合子、谷村洋子 ・・・ 計6名

9:35 有馬口駅にて出発の挨拶

9:44 専念寺に向かう途中、雨の中のアジサイは鮮やか

9:53 人家がまばらな道を行く、このころは疎らな雨

9:58 高速道路の高架を目前に逢山峡へ向かう

11:11 下草のぬれたシュラインロードを行くか舗装道路を行くか悩む

11:20 シュラインロードから少し離れたところに安置されている九体仏

11:25 シュラインロード入り口に着く

11:38 ロードから少し奥まったところに安置されている石仏

11:55 行者堂に着き ここでお昼休憩

12:40 ノースロードの入り口

12:44 水溜りのできたノースロードを行く

13:06 記念碑台近くに咲くウツギ

13:46 雨で人気のない六甲ケーブル山上駅

13:48 霧の中、六甲ケーブル山上駅から油コブシに向かう

14:05 下山途中に高さ約10cmの白いツゲの木(と思われる)を見かける

15:19 六甲ケーブル下駅に到着

 雨でした。歩き始めからお昼をとっくに過ぎる頃まで傘のお世話になりました。でも、晴れた日とは違い雨の山には風情があるものです。雨に濡れても苦にならないこの時期、それなりに心と装備の準備をして歩いていると、しっとりと濡れた花や木々の葉、目の前をよぎる霧など雨の日ならではの新たなものがありました。

 有馬口駅で雨支度を整え、東側の改札口から民家の間の農道らしき道を専念寺へ。着いてみると本堂と地蔵堂だけのお寺、見るものも無いので早々に逢山峡へ。東山橋に着き流れを見ると、2パーティほどが入谷の準備中。昨年の今頃にEPEのメンバーも例会で入谷しており、あのような様子であったかと想像してみる。きれいな流れに見えるが源流部に別荘等があるので、沢登りとなるとそうではないとのこと。雨で増水しているから、そう見えるだけのことか。

 穏やかな流れにそった林道を進み、猪ノ鼻滝を覗き込んでから逢山峡を離れシュラインロードへの分岐点へ。下草が茂った中に続く登山道を見て、「エッ、こんな道を行くの。」という参加者の表情に予定変更。少し遠回りになるけれども林道を更に進み、雨で通る車がほとんどないドライブウェイを歩いてシュラインロードの取付点へ。シュラインロードの名の謂れとなった石仏を数えながら登っていくが丁石のように等間隔ではなく、近くにあったり離れていたり、中には振り向かないと気付かないような窪みに祀られているのもあって、「これで12体目」、「いや、13体目」とカウントがだんだん怪しくなる。そのうちに雨宿りができる行者堂に着きお昼休憩。

 ここからは傾斜が落ち、石仏を2体ほど数えると別荘地の道路に出る。ダイヤモンドポイント方面への分岐を過ぎ、別荘地の北側を回り込むノースロードに入り記念碑台へ。数台の車が止まっているだけで人影もまばら。そりゃそうでしょう、雨ですから。

 雨が止んだドライブウェイを行き六甲ケーブルの山上駅に着き、その先から油コブシへと下る。夕方のように薄暗い雑木林の中の道をどんどん下り、ケーブルの下駅からバスで阪急六甲駅に出て例会を終了した。

記:大石 写真:杉本(康)、大石