一般例会No.470

金剛山地・東條山(880m)~タンボ山(763m)例会記録

概要

『四座の金剛山地を登ります。』

日時

2016年9月22日(木・祝)

天候

曇り

担当

西村晶、野原勇

集合

8:30 南海高野線・河内長野駅(8:45発 金剛ロープウェイ行き乗車、小深下車)

行程

小深~林道大住谷線~東條山~花尾山~千早峠~神福山~タンボ山~紀見峠駅

参加者

黒澤百合子、小杉美代子 ・・・ 計4名

10:20 雨天中止と思った人が多かったようで、 今年度例会中最少人数となった。人数が少ない点を生かし急遽読図講習を兼ねた例会としました。先ずはスタート前に進行方向の確認。メンバー1名が正置に拘っていましたが、現在地がハッキリしていれば進行方向の確認に正置は必要条件ではありません。2週間前の講習時に渡したカードを、例会の都度持参して生かしてください。今回は何も言いませんでしたが、歩きながらでもできるよう無駄なことはできるだけ省きましょう。

自然に生きる虫は繊細かつ偉大な芸術家だ! 見事に葉脈だけを残した葉っぱを見ると、この思いが特に強くなる。

11:30 林道大住谷線を経て、東條山ルートに回り込む地点で一休み。

ヤマジノホトトギス(花言葉・・永遠にあなたのもの、秘めた意志)

東條山への登路  登る人が多いのか、しっかりしたトレースがついています。

12:10 東條山頂上  ブロックがひとつ、三角点代わり?に置いてありました。

アケボノソウ(花言葉・・前向き、今日も元気で)

花尾山頂上へのルートが発見できず、斜面を強引に登る。

13:00 花尾山頂上 「熱烈歓迎 金剛山系花尾山山頂へようこそ!! 湧きたつ雲、木々の間を吹くそよ風を、楽しんでください」の看板が木に括り付けてありました。

13:30 千早峠  ダイトレルートに合流

ダイトレルートは登り下りもあまりなく、人数が多ければ苦情が出ると思えるハイペースで進行。写真を撮っていると、あっという間に置いていかれてしまう。

14:10 行者杉

紀見峠への数百段続く下り階段の道、機械的に歩を進めるだけ。登りでこの階段を見れば登行意欲を失くしてしまうこと必定。

15:45 「山ノ神」を通り過ぎた地点で発見。英名を「死の天使」という猛毒「ドクツルタケ」の若い菌、口に入れれば昇天、若しくは生死の境をさまよいます。もっと大きくなると傘が開いて形が全く変化。

紀見峠の村を歩いていると、所々にアケビが鈴なりに生っていました。

16:25 紀見峠駅到着、解散。お疲れ様でした。

 林道大住谷の上部は荒れた道となっています、谷道は風も無くて蒸し暑いです、三ツの小谷出合より右側の谷沿いに登り尾根上に出るとひんやりとした風が迎えてくれました。 地図を広げて現在地と進む方向の確認を行いながら東條山を目指す。お天気もなんとか持ちそうな感じの雲の動きである、12時からの降水確率が70%の予報では悩む所である。

 参加者が2名なので読図の復習を行いながらの五条林道に下る、花尾山の方向を確認する、円錐形の小さな山です、かすかな踏み跡を探しながら高い方向に登ると、山頂に標識が吊り下げられていました。林道より30m程の山なのですが なぜか小さな喜びを感じた花尾山の頂上でした。

記:西村(晶) 写真:野原