一般例会例会No.491

比良・蛇谷ヶ峰(901.7m)例会記録

概要

『雪の多い地域ですが、降雪直後でないかぎり日帰りで雪山を楽しめます』

日時

2017年1月29日(日)

天候

晴れのち雨

担当

翁長和幸、西村晶

集合

7:30 JR大阪駅中央改札前(7:45発 新快速・敦賀行き乗車、8:57安曇川駅着、9:05発 朽木学校行バス乗車、9:31朽木支所前下車)

行程

朽木支所前~朽木いきものふれあいの里~557m地点~蛇谷ヶ峰(往復)

参加者

寄川都美子、和田良次、西村美幸、山倉康次、前田守、安岡和子、保木道代、小椋美佐、安本昭久、安本嘉代、小川眞裕美、板谷佳史、杉本康夫、小杉美代子 ・・・ 計16名

9:45 朽木支所前でリーダーより、本日のコース説明後、車道を歩き登山口に向かう。

10:30 朽木いきものふれあいの里より雪道になるのでスパッツを着ける。

人気の山なのか登山者も多い、しっかりと踏み固まれた雪道を進む。

11:10 林道歩きも終えて登山口より急登が始まる、頂上まで550mの登り。

雪は水分を多く含んだ湿雪で表面だけが固まり、思わぬ所ではまり込み歩きにくい。

頂上に続く稜線が見えて来た、標高850m、小さな雪庇が出て来た。

視界が開けて琵琶湖が見える、遠くには伊吹山も見えた。

頂上直下の最後の登り、もう少しだ。

13:00 蛇谷ヶ峰頂上 901.7mに到着 登山口より2時間で登りました。

360度の展望を楽しむ、曇っているので遠くの山はかすんでいる。

雪の湖北風景と遠くに伊吹山

風もあるので少し下って休憩にする。

ポットに入れた温かいぜんざいを食する、餅が美味い。

しっかりと踏み固められた雪道を転ばないように慎重に下る。

15:15 車道に出る、スパッツを外す。

15:25 小雨が降り出したので早足でバス停に向かう。

 列車を降りるとあたり一面は雪景色。山ではかなりの積雪が予想される。が、しばらくは降雪がなかったようで少し「締まっている」という感じ。バスは登山客で満員である。すべて私たちと同じコースで蛇谷ヶ峰に行くようだ。9:45朽木支所前バス停を出発。朝は天気が良かった。朽木いきもの・ふれあいの里への広い車道を行く。完全に除雪されている。除雪終了点でスパッツのみ着け、スノーシューで踏まれた雪道を行く。実質の登山口となる尾根の取りつきに着いた。スノーシューの踏み跡が歩きづらく、軽く蹴りこんでの登りとなる。アイゼンの必要性は感じない。山スキーの三人組が下ってきた。雪は十分あるが、この雪質とこの樹間では少々つらかろうと思われる。頂上の近くまで来ると琵琶湖の向こうに伊吹山がかすんで見えてきた。13:00頂上着。積雪は120~130cm。360°の眺望であるが、残念ながら今は雲がたれこんでスキッとしない。南には頂上部分が真っ白になったピークがよく見える。武奈ヶ岳と思われる。風があるので少し下って昼食とする。この頃になると4~5パーティが上がってきた。さすがに冬山とはいえ人気の山である。下山は往路をもどる。除雪終了点に着いた頃より雨が降り出した。16時バス停着。

 ちょっぴり冬山の厳しさと樹氷を期待して出かけた。しかし、ここ数日来暖かかったのか木の枝には全く雪が着いておらず、厳しい冬の様子もなく、晩冬の山といった趣で少々物足りなさを感じた。しかし登れて良かった。

記:翁長 写真:西村(晶)、板谷