一般例会例会No.494

三上山(432m)~妙光寺山(267m)歴史探訪シリーズNo.35
例会記録

概要

『三上山は近江富士と呼ばれ、紫式部の歌にも詠まれた由緒ある山で。俵藤太のムカデ退治やピラミッド説が残る三上山を歩き歴史と文化にふれ合います』

日時

2017年2月19日(日)

天候

晴れ

担当

小椋勝久、板谷佳史

集合

7:45 JR大阪駅中央改札前(8:00発 新快速・湖西線米原行き乗車)

行程

JR野洲駅~御上神社~三上山~妙光寺山~田中山~旗振山~小篠原~徒歩~JR野洲駅

参加者

寄川都美子、和田敬子、池田える子、村木正人、和田都子、村木とも子、黒澤百合子、青木義雄、小川眞裕美、藤田喜久江、三原秀元、岩本和行、神阪洋子、岸田暎子、野原勇、江本恭子 ・・・ 計18名

9:30 野洲駅をあとにして、御上神社に向け、国道8号線を歩く

9:53 御上神社にて朝の挨拶と出発の準備

三上山の山麓を登山口へ向かう

10:07 登山口へ入って行く

最初は石の階段が続く

三上山の説明板

10:40 割岩の通過、ザックを外さないと通れないような狭い岩の間を通り抜ける

その先も岩っぽいルートが続く

山頂まで岩の多い急登

山頂直下になると琵琶湖をはさんで比叡、比良の展望が開ける

11:00 三上山山頂に着く、ここで昼食休憩

12:25 昼食後、東面に下り北尾根縦走路へと向かう

尾根上には奇岩怪石が点在する、ここはくぐり岩

12:50 東光寺山下の四阿で休憩、リーダーからの「俵藤太のムカデ伝説」朗読に耳を傾ける。歴史探訪らしいひと時

東光寺山を通過

13:20 暖かな日差しの下、縦走路が続く

比良山系北部の展望がよくなる、さすがに向こうは寒そうな景色

13:40 妙光寺山に立つ、樹林に囲まれた山頂

妙光寺山付近からの三上山、こちら側からのほうがきれいな三角錐だ

田中山へと向かう

15:25 田中山に立つ、本日唯一の三角点(292.9m)がある

15:37 旗振山(相場振山)を通過、大阪の米相場を旗を振って伝えるための山であったとのこと

旗振山を後に下山に向かう

15:57 琵琶湖に向かって下山する。この後16:30頃野洲駅に出て、解散する

 野洲駅から御上神社まで徒歩で向かう。30分程度歩くと国道8号線の西側に鎮守の森が見えてくる。スタート地点の御上神社だ。御上神社で三上山のいわれを少し話し、あいさつと今日の行程を話す。

 挨拶を済ませ交通量の多い8号線を横断し表登山道口へと向かう獣除けの扉を開け登山道に入ると、やはり外見通り急な登山道である 息を切らせながら登って行くと割岩が姿を現す。せっかくなのでみなさんに通ってもらうが私通れるかな、お尻が邪魔かな、などと彼方此方から聞こえてくる。しかし全員無事通過し笑顔で頂上へ向かう。割岩を過ぎたあたりから岩場が現われる。岩場を登り振り返ると近江平野が一望できた。この地域で戦国時代群雄割拠し覇権を争っていたことを考えると頷ける。三上山の山頂は先客で賑わっていたので南側の岩場で早い昼食を済ませ妙光寺山へと向かう 三上山からの北尾根の縦走路は快適だがアップダウンが多い、途中四阿でこの山の歴史とムカデ伝説の話をする。妙光寺山の山頂は雑木林で視界が悪い、早々に妙光寺山を後にして田中山へと向かう。それにしてもアップダウンが多い。うんざりしながら田中山から旗振山に着き早々に下山する。

 今日は早く終わると思っていたが時間がかかってしまった野洲駅で解散し、帰阪する。

記:小椋(勝) 写真:板谷