一般例会例会No.499

六甲・赤子谷左俣~行者山 例会記録

概要

『滝やゴルジュと軽く谷歩きが、そして尾根にでると甲山を見下ろす大パノラマが楽しめます。』

日時

2017年3月26日(日)

天候

晴れ後曇り後雨

担当

大石隆生、板谷佳史

集合

8:30 JR大阪駅中央改札口前(8:45発 新三田行き乗車、生瀬駅下車)

行程

生瀬駅~赤子谷左俣~東六甲縦走路~行者山~阪急西山団地バス停⇒阪急逆瀬川駅

参加者

江本恭子、和田良次、和田敬子、西村晶、西村美幸、渡辺健、池田える子、和田都子、寄川都美子、安岡和子、寺島直子、小川眞裕美、小椋美佐、杉本栄子、駒井万生子、黒澤百合子、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計20名

10:10 JR事故のため東西線に振り替え乗車し、予定より約30分遅れで生瀬駅に降り立ち、出発の準備中

国道歩きを避けて住宅地を抜ける道を選んで赤子谷へ向かう

10:40 赤子谷へ入る

11:00 西宝橋に着いて休憩中、ここから本格的に赤子谷を遡る

11:12 すぐに二俣に着く、今回は左俣に入る

11:17 段差のある堰堤越えが多い

11:25 この谷唯一の滝らしい滝、赤子滝が現れる。ここは右から越える

11:51 赤子谷のゴルジュが現れた

ゴルジュの通過

11:55 無名の小さな滝をフィックスロープに助けられながら右から越える

13:16 やがて流れも枯れて源流を登り切ると送電鉄塔が建つ、六甲縦走路に出た

13:33 縦走路をわずかに東へ、岩倉山三角点(488m)に立ち寄る。縦走路からわずかに離れており普段は気にも留めず通過してしまう

13:37 行者山への道に入るとすぐ反射板のある展望場所に出る

14:20 行者山東観峰からの展望

14:40 行者山から西山団地に向け急下降、途中でついに雨が降り出す

もう春ですね、花の季節が来ます

15:15 西山団地のバス停に下山完了し、バスを待った

 先週の石鎚山では残雪と冬枯れで春が来るのはまだまだ先という感じでしたが、今回は馬酔木のかすかな甘い香りや時どき見かける水色の躑躅に春の訪れを感じさせられる一日でした。

 JR京都線の事故で復旧まで1時間ほどかかるとのことで、東西線の北新地駅から予定より約30分の遅れで生瀬駅に着く。新興住宅地の奥から生瀬用水沿いに赤子谷に入り、流れに沿った踏み跡から左岸の道路を通って西宝橋へ。ここから谷歩きの再開。堰堤を幾つか越え、落差10メートルほどの赤子滝をフィックスロープがある左岸から捲くと、六甲山系で最長といわれる80メートルほどのゴルジュに入る。小さな谷なので水量は少ないが、それでも靴を濡らさないようにと足元を選び、ほどよく緊張しながら通過していく。さらにフィックスロープがある小滝をいくつか越えると岩がゴロゴロした源流部となり、急斜面を登ると縦走路脇の送電塔の下に飛び出した。

 ここからは歩き易い道で、そのすぐ下を何回も通りながら立ち寄ったことがなかった岩倉山の祠と三角点に寄り道し、反射板からどんと下って登り返して行者山へ。東観峰から間近には甲山を、その向こうにぐるっと神戸から大阪や宝塚の市街地を眺め、壁のように続くマンションを見下ろしながら雨が降り始めた中をバス停に着き解散とした。

記:大石 写真:板谷、渡辺