一般例会例会No.505 |
丹波・弥十郎ヶ岳(やじゅうろうがたけ 715.1m)例会記録 |
概要 |
『珍しい人名を冠した山です。丹波側から登り、下山は北摂側にとって籠坊温泉を訪ねたいところですが、今や休日には路線バスが走っていません。やむなく丹波側へ戻ることになります。平内丸は戦国時代の山城跡です』 |
日時 |
2017年5月7日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
板谷佳史、野原勇 |
集合 |
7:45 JR大阪駅中央改札口(7:54発 丹波路快速に乗車、9:03篠山口着) |
行程 |
JR篠山口駅⇒(タクシー)県道12曽地登山口~四十九院跡~吹越峠~弥十郎ヶ岳~P621(火ともし山、平内丸址)付近~吹越峠~薬師ヶ原コース~波々伯部神社⇒(タクシー)JR篠山口駅 |
参加者 |
神阪洋子、寄川都美子、村木とも子、小川眞裕美、保木道代、寺島直子、西口麻衣子、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計11名 |
9:35 リーダー挨拶(本日テスト参加者1名、メンバー自己紹介とコース説明) |
広い林道をしばらく進む |
小沢に架かる橋が腐っているため手前を渡る |
しっかりとした登山道が続いています |
登山道の所々にはアケビの木が自生していました |
迂回路と岩場道の分岐、岩場道を選択 |
「過剰では?」と思うほどロープが張ってありました |
11:00 山窩弥十郎洞窟。洞内に平らな場所が無く、余り寝心地は良くなさそうだがビバークなら十分な広さ |
頂上まで穏やかな登り道 |
11:30 弥十郎ヶ岳頂上到着、30分の昼食大休止 |
12:20 火ともし山(621m)に向かって進みましたが・・・。登ってきた道に戻ってしまいました |
火ともし山をあきらめ、吹越峠から畑市に向かって下山 |
「郷土記念物・西光寺跡のネズ」、樹高21m・幹回り3.1mの大木 |
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田植え前のたんぼを横に見てバス停へ向かう |
振り返るとこんなのどかな景色が広がっていました |
14:02 波々伯部(ほうかべ)神社到着、路線バスは2時間以上時間待ちのため、タクシーを呼ぶことになった |
14:54 JR篠山口駅 解散 |
弥十郎ヶ岳は篠山市に所在する山なのでれっきとした丹波の山ですが、三田市や猪名川町からの登路が知られており北摂の山として紹介されることも多い。 今回は篠山市曽地の登山口から四十九院跡を経由して登るルートをとりました。四十九院跡はかつて歴史探訪例会があった八上城跡(高城山)と尾根続きでつながっており、籠城する八上城側に加担したため明智光秀軍により焼き滅ぼされた戦国歴史の場所です。といってもわずかに苔むした石垣が残るのみで荒れ果てた寺院跡となっていました。 吹越峠に出ると薬師ヶ原からの登山道と合流して道は良くなる。沢沿いのちょっとした岩場やりっぱな洞窟を経て山頂に立ちました。丹波側が開けていて明るい山頂だが、黄砂が飛ぶ予報だったので晴れてはいるがボヤッとした展望でした。このまま下山したのでは時間が早過ぎるので山頂の北西にあるP621(ひともし山、平内丸址)を藪漕ぎ覚悟で経由して下山する計画にしていました。分岐点となる小ピークを確認し先に進みましたがその先で読図に失敗し南に寄り過ぎた。 結局登りに使った登山道に出てしまい修正できないまま吹越峠に戻ってしまいました。担当者は失敗にしょげながらそのまま薬師ヶ原コースを下山して波々伯部(ほうかべ)神社に出て例会は終了としました。 |
記:板谷 写真:野原 |