一般例会No.516

六甲・西山谷 例会記録

概要

『昨年の9月に「涼を求めて、六甲屈指の谷を遡ります。滝際の直登や高捲きで暑さを忘れるかも。」と計画したものの中止した例会の再挑戦です。』

日時

2017年7月23日(日)

天候

曇り

担当

大石隆生、板谷佳史

集合

8:10 JR大阪駅中央改札口前(8:22発 快速・姫路行き乗車、住吉駅下車 9:05発 神戸市バス渦森台行き乗車、渦森台4バス停下車)

行程

渦森台4バス停~西山谷~サンライズドライブウェイ~天狗岩南尾根~寒天橋~神戸市バス渦森橋バス停 ⇒JR住吉駅

参加者

駒井万生子、古松育代、江本恭子、小川眞裕美 ・・・ 計6名

9:15 渦森台のバス停に降り立つ。大阪湾はよく見えているが今にも降り出しそうな黒雲だ、幸い終了までお湿り程度のポツポツが来たのみ

住宅街を抜けて西山谷へ入って行く

さっそく大きな堰堤に行き当たる。

六甲の谷は堰堤の乗越しが多く、これの通過がキーポイントでもある

水ぎわをへつって行く

9:55 F3らしき滝を簡単に登って行く

F5「ふるさとの滝」か?

10:45 F7「西山大滝」を通過

F7「西山大滝」高差約20mとのこと

苔むした転石の通過には滑らないよう気を付けながら

巨大堰堤の乗り越し、ハシゴが付けられていて助かる

12:45 F14「ソーメンの滝」を直登

12:50 F17「愛情の滝」、これを左から巻くと水量は減り、滝も終わりか

13:15 最後は尾根に出て、わずかに笹薮をこぐとアジサイ咲くドライブウェイに飛び出した

13:50 下降路の天狗岩南尾根へ・・この後渦森橋バス停に下山して例会を終了

 暑い日が続くこの時期、涼を求めて西山谷に入りました。足元は沢シューズではなくハイキングシューズでしたが靴を濡らすことをいとわないで流れの中に入り、へつり、滝横の登り、高巻きと沢登りと同じように楽しめました。

 渦森台の住宅地を通り抜け、登山道から西山谷へ。水量は少なく、苔で滑りやすいということもない。できるだけ流れから離れないために巻いたら直ぐに谷に戻ることにして、次々に現れる滝や堰堤を快調に、時にはルートに迷いながら通過していく。この谷の最大の滝である西山大滝は右岸を滝横から登れそうだが出口がハングしている。先程の第5堰堤の高巻きの鎖場で手間取ったことから右岸を高捲く。枝谷にある有名な赤レンガ色の第7堰堤は捲き道を辿ればその基部を通過することになるのだが、本流を詰めたため見ることはなかった。愛情の滝と呼ばれる滝を右岸から登り、その上流の巨岩が重なる間を流れる滝を眺めた後、左岸の斜面を登り笹の中の踏み跡を辿ると天狗橋の東側の車道に飛び出した。

 車道を暫く歩いて天狗岩へ。夕方までにはまだまだ時間があるのにカナカナと鳴き出したヒグラシの声を聞きながら天狗岩南尾根を渦森橋のバス停へと下り、住吉駅で解散とする。

記:大石 写真:板谷