一般例会No.520

飯道山(664m)大納言山(596m)例会記録

概要

『近江の大峰山と言われた飯道山に登り、甲賀忍者の修業の場と言伝えのある飯道神社を訪ねます』

日時

2017年8月27日(日)

天候

快晴

担当

小椋勝久、野原勇

集合

7:50 JR大阪駅中央改札前(8:00発 新快速・米原行き乗車 貴生駅下車)

行程

JR貴生川駅~城川~飯道山~飯道山神社~飯道山~オシゲジゾウ峠~宮町~雲井駅

参加者

安本嘉代、安本昭久、寄川都美子、神阪洋子 ・・・ 計6名

9:40 JR貴生川駅前にて出発前のリーダー挨拶。今回参加者はリーダーを含めて6名。猛暑の中ご苦労様です。

「飯道山登山口」の大看板横を小学校に向かって進む。PTAの方々が学校周囲の雑草処理に汗を流していました。

このような指導標が要所要所に多数設置されていて、道迷い防止を図っています。

10:15 日吉神社、白鳳年間(650~685年)創建と伝えられる古刹です。

ここから実質的に登山道がスタートします。

「苦行坂」となっていますが、緩やかな登り坂で苦行坂は誇大広告。

飯道山山頂まで樹林帯の中の上り坂が続きます。

12:00 飯道山(664m)頂上到着。最近は見かけることも稀なハム(無線通信)をやっていた方がいました。

所々このような倒木のある道を、飯道神社に向かって下ります。

12:55 重要文化財指定「飯道神社本殿」、この周辺の岩場等は甲賀流忍者の修練場でもあったということです。

計画通り大納言山に向かうため、飯道山頂上へ引き返すが・・・

13:30 飯道山頂上から大納言山方面を眺める。遠すぎる。このペースではとても届きそうにない。

写真では分かりませんが痩せ尾根と急坂、トラロープが連続する面白いコースです。飯道山頂上にあった指導標に上級者コースと付記されていた理由がよく分かりました。

14:25 オシゲジゾウ峠、このコース状況とこの時間では大納言山はとても無理。下山を決める。地形図を見ると車も通れそうな林道に思われたが、荒れ果てており車の通行は不可能。

ゴルフ場の端っこを通る道路を利用して下山。

15:15 この大鳥居横に降りてきました。

16:20 信楽高原鉄道雲井駅到着、無人駅ですが駅舎よりもトイレの方が立派です。
こんな珍しい駅初めて見ましたが、利用者にとってはこの方がありがたいと思った。

 JR貴生川駅を下車、挨拶を済ませ快晴の空の下 杣川橋を渡り県道から町道に入る。貴生川小学校横を通りしばらく里道を歩く、飯道寺を過ぎ日吉神社に着く神社で休憩後登山口へと向かう登山道に入りしばらく歩くと貴生川分岐につく、ここからは谷筋に沿って歩くので心地よい風が吹いてくる 快適だ。

 不動の滝群を過ぎしばらく歩くと道が荒れているとの注意書きが有り 尾根道で迂回するか考えたがそのまま進むことにした。最近の豪雨で鉄砲水が出たのか石が露出し歩きにくいがそれほど 苦労もなく東休憩所に着くことができた。ここから直登で飯道山に着くが急登だ、息を切らせながら10分程度で登ることができた。

 頂上からは三上山、琵琶湖を望むことができ木陰で昼食を取り飯道神社に向かう飯道神社を見学後、飯道山に戻り頂上から大納言山を見ると遠い!行けるのかと思うが気を取り直し大納言山へ向かう。山頂の大納言山への分岐には上級者向きと書いてある。どんな道なのかなと考えながら歩き始めるとなかなか手ごわい。誰も通っていないようで 倒木、登山道の崩壊など多く有りロープも多く張り巡らされている。やっとの思いでオシゲジゾウ峠に着く、ここでこの先の道の状態と時間を考え下山することにした。

 通って来た登山道は阿星山までの縦走路で面白い、今度はじっくり計画を練り縦走をしたいものだ。オシゲジゾウ峠から荒れた林道を歩きゴルフ場の横を通り宮町から紫香楽駅に向かう予定でしたが道を間違えて雲井駅まで歩いてしまいました。雲井駅で解散し帰途につきました。

記:小椋(勝) 写真:野原