一般例会No.524

丹波・五台山(654.6m)例会記録

概要

『山名は中国吉林省の霊場五台山に由来し、ふるさと兵庫50山にも選ばれています』

日時

2017年10月8日(日)

天候

曇り

担当

杉本康夫、西村晶

集合

7:10 JR大阪駅中央改札口前(7:23発 新快速・福知山行き乗車、9:05石生駅着)

行程

石生駅⇒(タクシー)岩瀧寺~美和峠~鷹取山~小野寺山~五台山~鴨内峠~鴨阪⇒(タクシー)市島駅

参加者

村木とも子、前田守、板谷佳史 ・・・ 計5名

9:35 岩龍寺にてコース説明、美和峠まで登山道が荒れているので足元をよく見て歩くように。

石畳の参道より登り始める。

分岐道を右に進む、足元を確認しながら荒れた山道を登る。

10:30 1時間の登りで美和峠に到着、曇り空で蒸し暑い。道路標識と同じ町名表示板が立っている

緩やかな稜線伝いに高度を上げる。

11:00 鷹取山566.7m(別名氷上槍)、展望が開けた頂上より山々を眺める。

小野寺山の頂上直下は急勾配の斜面が続く。

11:55 今日2つ目の頂上、小野寺山645mに着く。

12:05 五台山 654.6mに到着、ここで昼食休憩。

山頂の文殊菩薩像に迎えられる

頂上より30分程下ると鴨内峠にたどり着く。

美味しい湧き水をいただく。

大きなアケビを見つけるが高くて捕れない。

13:40 鴨阪の集落に到着してタクシーを待つ。

 2014年の水害で岩瀧寺からの橋も流されたり独鈷の滝にも大きな被害が出たそうです。復旧工事が進み今は五台山に登れるようになっています。今回の美和峠からのルートは途中に瓦礫の中を行くような所や沢がえぐられている所もあり水害からの復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。美和峠まで登ると突然鋼製の道路標識が現れ(町中にある道路標識です)山の中の登山道なのに「え~~」と驚きと違和感をもってしまいます。ここからは尾根道は「分水界の径」と呼ばれ尾根の西側は加古川から瀬戸内海に、東側は由良川から日本海に流れて日本の背骨を歩いているというような感じです。鷹取山の山頂は切り開かれベンチも置かれて市島町の街並みが一望でき気分爽快です。ここからの下りは急降下でロープも数ヶ所にあり氷上槍と言われるのもうなずけるような急斜面です。小野寺山も山頂が切開かれていてここも展望が良い所です。五台山には文殊菩薩像も安置されて展望台からは氷上町の街並みとそれを取り囲むような山々が一望できます。1時間ほどで市島町の登山口に着き弘法大師ゆかりの狸穴の名水でのどを潤しのんびりと秋の果実を探しながら鴨阪集落でタクシーを待ちました。

記:杉本(康) 写真:西村(晶)、板谷