一般例会No.533

六甲・黒岩谷西尾根~最高峰(931.3m)例会記録

概要

『表六甲から最短距離で最高峰に登り、西おたふく山を経て住吉川へと下ります。黒岩谷西尾根の取付きは土樋割峠を下り黒岩谷と出会う地点で、スリリングな痩せ尾根を登り一軒茶屋前の広場に出ます。』

日時

2017年12月10日(日)

天候

晴れ

担当

大石隆生、野原勇

集合

8:10 阪急梅田駅3F改札口前(8:20発 新開地行き特急乗車、芦屋川駅下車 阪急バス⑥[81]9:03発芦屋ハイランド行き乗車、東おたふく山登山口バス停下車)

行程

東おたふく山登山口バス停~土樋割峠~黒岩谷西尾根~六甲山最高峰~西おたふく山~住吉川左岸~五助堰堤~エクセル東バス停⇒JR住吉駅

参加者

脇本勇二、杉本康夫、北山かな、小椋美佐、神阪洋子、前田守、板谷佳史、佐藤敏子、保木道代、馬場美穂子、藤田喜久江、和田都子、西村晶、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計17名

9:25 東おたふく山登山口バス停前 出発前のリーダー挨拶

10:05  土樋割峠先の沢を渡り、黒岩谷西尾根取り付き

西尾根上には、数カ所にロープの残置された場所がありました。

天気快晴、大阪方面もよく見えます。あべのハルカスも霞んでいますが認識できました。

数日前に降ったと思われる雪が一部残っていました。

11:00 一軒茶屋に到着、トイレ休憩

ここから六甲山最高峰へは別ルートから目指す。魚屋道を少し下り、吉高神社横から白石谷ルートへトラバース。

11:35 白石谷ルート分岐から六甲山最高峰へ向け直登です。

11:53 六甲山最高峰到着、側にいた方が撮ってくれました。皆の笑顔満開。陽だまりを見つけ20分程度の昼食休憩。

少しの距離ですが、六甲全山縦走路を辿ります。

六甲全山縦走路を離れ、西おたふく山へ方向転換。

12:48 五助堰堤方面へ入ります。

足元が見えない笹で覆われた登山道がしばらく続きました。

14:00 住吉道合流地点の沢に到着、ここを飛び石で渡渉する

住吉道を進む。

ルートが一部崩落している模様で巻き道を登りました。

14:25 五助堰堤上部の湿地帯

14:50 JR方面と阪急方面分岐で解散。おつかれさまでした。

 初冬の日差しの中をマイナーなコースで最高峰に登り、住吉川へと下りました。表六甲の最高峰への定番コースは、阪急芦屋川駅から七曲りを経てアンテナ塔の管理道路を登って行くものですが、それだけに登山者も多いので静けさを求めてマイナーなコースをとりました。

 東おたふく山登山口バス停から日陰に所どころ残る雪を見ながら土樋割峠へ。峠から少し下って黒岩谷と出合うと黒岩谷西尾根の取付き。七曲りを避けて雑木林の中に痩せ尾根や岩場がある尾根を登り切ると、一軒茶屋前の広場に出る。管理道路を行かずに、ここからも静けさを求めて少し遠回り。魚屋道を下り、吉高神社の下手から白石谷の源流部をトラバースする踏跡に入る。雪を載せた熊笹の中の道を辿り、最高峰から北西に延びる尾根を登って最高峰へ。2つの尾根を登っていて出会ったのは合計7人だけだったが、やはりここは登山者が多い。

 風を避けてアンテナ塔の下でお昼休憩をとり、全山縦走路から西おたふく山を回り込んで住吉川へと下って行く。川の水音を聞きながら左岸道を下るうちに五助堰堤を過ぎ、石切道登山口の先の分岐で阪急御影駅組とJR住吉駅組に別れるために解散とした。

記:大石 写真:野原