一般例会No.545

近江・箕作山(372m)~太郎坊山 例会記録

概要

『近江でも名高い信仰の山で山域は宗教施設も多くあり、眼下には湖東平野の眺望が楽しめます。』

日時

2018年3月11日(日)

天候

曇り

担当

杉本康夫、野原勇

集合

7:50 JR大阪駅中央改札口前(8:00発 新快速・米原行き乗車、9:06近江八幡駅着、9:12発 近江鉄道彦根行き乗車、9:23市辺駅下車)

行程

市辺駅~舟岡山~十三仏参道分岐~岩戸山~箕作山~太郎坊山~太郎坊宮前駅

参加者

岸田暎子、近藤さとみ、寺島直子、村木とも子、村木正人、大森朋江 ・・・ 計8名

9:30 近江鉄道 市辺駅 出発前のリーダー挨拶

9:40 阿賀神社境内を通って万葉歌碑のある船岡山へ。なお、太郎坊宮も正式名称は阿賀神社といいますが、ここ市辺駅前の阿賀神社とは関係ないそうです。ややこしい!

船岡山を下り、これから十三仏のある岩戸山に向かいます。

10:05 ゲートを開けて十三仏へ。

十三仏までのコース両側には前垂れを掛けた石仏が次々と現れました。

10:45 十三仏(説明板を読むと聖徳太子が岩に爪で刻んだ磨崖仏らしいが、岩そのものが発見できず。)

本日のコースは随所に案内板が設置されていて、道迷いも出来そうにない。

11:30 箕作山頂上

案内板だけでなく、ケルンまで積まれていました。

赤神山(通称:太郎坊山)と太郎坊宮分岐、赤神山に向かいます。

11:50 赤神山(太郎坊山)頂上、昼食休憩

12:20 太郎坊宮(正式名称:阿賀神社)本殿へ石段を登る。

12:25 夫婦岩の割れ目(悪い心を持った者が通ると岩に挟まれるそうです。皆さん大丈夫でした!)

参道から見た太郎坊山、見事な尖がり山だ。参道両側は桜並木で今月末には見頃になりそうです。なお、この参道で見知らぬ方からコースに倒木はなかったかと聞かれ、数本登山道を塞いでいますと答えると近いうちに整備しますと言われました。このような方がおられるから歩きやすい道が保持されている訳です。頭が下がります。

13:04 近江鉄道 太郎坊宮前駅到着

13:05 今日は休憩を入れても3時間半の楽な登山でした。解散。

 JR近江八幡駅から近江鉄道に乗換えのどかな田園風景の中の市辺駅に着くと目の前には船岡山が迫ってくる。県道を渡ったところの阿賀神社から船岡山への登りが始まる。山といっても万葉の森と呼ばれる公園の丘のような処です。少し登った所にはこの地に狩猟に訪れた大海人皇子と額田王が詠んだと言われる歌碑が立っている。舟岡山から一旦田圃の畔道に降りて岩戸山十三仏の参道に入り、ここから急登が始まるが箕作山までは左手に湖東平野や比良山系が見渡せる。箕作山頂からは繖山や遠くの伊吹山まで望まれます。ここから太郎坊宮への標識に従つていくと太郎坊山と赤神山の2種類の標識が現れ、案内通りに進み木々の間を抜けると目の前に八日市方面がさながらパノラマのように開け、赤神山頂に着いた。ここで大休止を取り素晴らしい景色を眺めながらの昼食は乙なものです。眼下には人陰や車が豆粒のように見えます。太郎坊宮から約740段の階段で麓まで降り、振り返ると赤神山のきれいな三角錐の山容と中腹には太郎坊宮が眺められます。太郎坊宮前駅までの間には桜並木が続き開花の時期には見事な風景になると思います。それとは正反対に太郎坊宮前駅はトタン張りの質素な駅で何か異質な感じがしました。

記:杉本(康) 写真:野原