一般例会No.555

六甲・地蔵谷~摩耶山(702m)例会記録

概要

『布引の渓谷から地蔵谷へと流れに沿って摩耶山に登り、古の参詣道を下ってきます。』

日時

2018年5月20日(日)

天候

晴れ

担当

大石隆生、野原勇

集合

8:00 阪急梅田駅3F改札口前(8:20発新開地行き特急に乗車、三宮駅で北神急行に乗換え、新神戸駅下車)

行程

新神戸駅~布引~市ヶ原~地蔵谷~摩耶山~旧摩耶道~新神戸駅

参加者

近藤さとみ、小川眞裕美、寺島直子、大森朋江、神阪洋子、北山かな、脇本勇二、翁長和幸、三原秀元、西村晶、保木道代、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計15名

9:20 JR新神戸駅にてリーダー挨拶

市ケ原手前の坂道

10:35 全山縦走路の天狗道と地蔵谷道分岐、地蔵谷道へ進みます

最初の谷を渡ります

地蔵谷道道標

11:40 地蔵谷の第4砂防堰堤を超えます

地蔵谷道もまもなく終了、全山縦走路と合流します

12:10 六甲全山縦走路と合流、摩耶山頂上も目前

摩耶山頂上のアンテナ到着。六甲の全山縦走に挑戦すると毎回「最大の難関、天狗道」を遂に超えた、残りは惰性で宝塚までとホットする瞬間、地点です。

12:25 摩耶山三角点、数え切れないほど摩耶山には登っていますが初めて訪れました。昼食大休止

13:05 下山開始

大阪湾を挟んで遠く奈良方面の山々まで見渡せます

14:05 旧摩耶道と青谷道分岐、旧摩耶道へ

紫や白色のハナショウブを横目に進みます

梅雨を前に、コアジサイが満開です

進路は雷声寺方面へ

雷声寺の急な石段下り口からは神戸のビル群と神戸の港が一望です

15:30 新神戸駅到着、解散です。お疲れさまでした

 夏日でしたが登り下りとも木陰が多くて風もあり、日差しの強さを感じないで快適に歩けました。もっとも、下ってきて市街地に入ると日陰を選んで歩いていましたが。

 新神戸駅で別発組と合流し、挨拶を済ませて地蔵谷の出合へと歩き出す。ロックガーデンほどではないがやはり登山者が多い。金曜日夜の雨のせいか水量の多い布引雌滝を眺めていると集団登山の中学生たちが追いついてきて、コースは停滞気味。布引貯水池を過ぎてやっと思うようなペースで歩くことができるようになり、地蔵谷の出合へ。

 地蔵谷に入り、流れに沿った道標完備の登山道を登っていく。涼しげな滝やナメ床を眺め、堰堤を幾つか越え、流れを飛石で何度か渡るうちに谷筋から離れて天狗道に合流する。例会でここを通っているのは何回目だろうかと思いながら急坂を登り、摩耶山の三角点に着く。

 三角点でお昼休憩をとり、旧摩耶道へ。ジグザクの登山道を下ると旧天上寺跡で、ここで暫く展望を楽しむ。眼下には神戸港、空気が澄んでいるせいか関空の向こうに友ケ島まで見える。十分に楽しんだ後には、急な石段の下りが待っていた。その先で瓦葺ではなくトタン屋根に改修された旧山門を過ぎ、山腹を巻くように下る旧摩耶道に入る。今シーズン初めての山紫陽花が咲いていたり、縄張りへの侵入者を追い払うかのように鳴く鳥の声が聞こえたりと登山道を退屈せずに市街地へと下り、出発地の新神戸駅に戻って今回の例会を終了した。

記:大石 写真:野原