一般例会No.556

岡山・和気アルプス(370.3m)(表銀座コース)例会記録

概要

『ルート上に北アルプスを思わせるような名称があり展望の素晴らしい岩尾根を歩きます。』

日時

2018年5月27日(日)

天候

晴れ時々曇り

担当

杉本康夫、小椋勝久

集合

7:45 JR大阪駅中央改札口前(8:00発新快速・播州赤穂行き乗車、9:30相生駅着、乗り換え9:32岡山行き乗車、10:06和気駅着)

行程

JR和気駅~和気富士~穂高山~涸沢峰~神ノ上山~鷹の巣岩~山の学校~JR和気駅

参加者

寺島直子、近藤さとみ、大森朋江、神阪洋子、村木正人、飯尾廣子 ・・・ 計8名

JR和気駅で挨拶と本日の行程の説明を受ける

和気富士を見ながら金剛川に架かる橋を渡る

町道から和気富士の登山口の目印となる鳥居に向かう

10:45 和気富士(北曽根城跡)到着

11:02 烏帽子岩

日差しがきつい中、尾根を歩く

きつい日差しの中穂高山に向かう尾根道が続く

穂高山から竜王山を望む 岩稜の山だ

穂高山から和気アルプス最高峰、神ノ上山を望む。手前の尾根からの縦走となる

暑い。木陰で一休み

14:40 神ノ上で記念撮影

難所のチンネスラブより白岩様を見る

チンネの頭を下降する

まだまだ難所が続く

チンネスラブを下降する なかなかスリリングだ

スラブを見上げるとかなりの勾配がある

最初に登った和気富士を見ながら県道を駅へと向かう

14:16 和気駅到着

 和気駅前から目の前に見上げるほどに迫ってくる和気富士は綺麗な形をした鋭い三角錐の山です。登山口には和気富士まで500mの導標があり登るにつれて展望もよくなり、足下には和気駅や和気町の街並み、金剛川が箱庭のように見渡せます。木が生えていなければ歩くのには緊張するところです。和気富士の山頂付近は戦国末期の山城だったそうで、北曽根城跡といわれ城名は「名黒山城」とも呼ばれていたそうです。観音山の西斜面にはいくつもの赤煉瓦のカマドがあり毎年8月16日午後8時、京都の大文字の送り火に合わせて、「和」の火文字が点火され「和文字焼祭り」が行われるそうです。前ノ峰付近からは岩尾根らしくなり、樹木も疎らになり気温も高く木陰がなければ暑いぐらいで、風が吹くと心地よいです。穂高山や涸沢峰付近は周りのピークが見渡せるほどに展望もよく竜王山への縦走路も一目瞭然です。竜王山もきれいな三角錐のピークです。今日は眺めるだけです。振り返ると和気富士のピークもはっきりと確認できるほど遮るものがありません。神ノ上山はこの山域の最高峰で三角点もあります。ここから山の学校ルートを下っていくと、鎖場が3ヶ所と、緩傾斜の岩場が200mほど続きます。また対面には白石様という岩壁が見え、岩登りの練習場のようで今日は誰も登ってないようです。和気中学校からは和気富士を見ながら和気駅までの舗装道路を遠いな~と思いながら今日の山行を終えました。

記:杉本(康) 写真:小椋(勝)