一般例会No.564

比良岳(1,051m)~烏谷山(からとやま1,077m)例会記録

概要

『標高1,000mの稜線縦走を楽しみます』

日時

2018年8月12日(日)

天候

曇り一時雨

担当

野原勇、大石隆生

集合

8:00 JR大阪駅中央改札口前(8:15発新快速・草津行き乗車、8:44京都駅下車、8:56発 湖西線・近江舞子行き乗車、9:38志賀駅下車)

行程

志賀駅⇒(江若バス)びわ湖バレイ前⇒(ロープウエー)打見山~比良岳~烏谷山~荒川峠~志賀駅

参加者

三原秀元、保木道代、寄川都美子、黒澤百合子、峯岡宣重、寺島直子 ・・・ 計8名

9:50 志賀駅からバスでびわ湖バレーロープウェイ山麓駅に着く。今回は稜線までの800m弱をロープウェイで登る楽チンコースです。

山頂駅がある打見山に着き、少し遠回りをして「びわ湖テラス」を通り抜ける。眼下には琵琶湖が広がっているはずだったが雲で何も見えない。

北方向には武奈ヶ岳が望めた。テラスの端は水が張られているだけで、転落防止の柵等はなかった。

10:25 ゲレンデに出て、出発前の挨拶と暑さ対策の説明がある。

雪のないゲレンデを木戸峠へと下っていく。正面にはこれから超えるピークが2つとも見えている。

10:45 木戸峠着

曇り空で日差しも弱く、風が通る雑木林を気持ちよく進んでいく。

11:30 比良岳の標示がある場所に着くが、比良岳の頂上はここから200m西にある。

11:34 比良岳頂上に着く。雑木林の空間で、展望は無し。ここでお昼休憩をとる。

12:20 葛川越を通過。

烏谷山の登りで後ろを振り返ると、打見山、蓬莱山の頂上の建物がすぐそこに見えた。

12:55 烏谷山に着く。

晴れ間が出てきて、琵琶湖がよく見える。

烏谷山の三角点を後にし、荒川峠へと下っていく。

13:35 荒川峠着。ここから志賀駅までの長い長い下りが始まる

登山道は倒木とかで荒れている。

植林帯で何となく薄暗いのだが、更に暗くなったと思ったらとうとう降り出した。

16:40 志賀駅に戻り、ここで解散となる。

 晴天だと陽当たり抜群の比良山。計画時点でもこの時期特有の暑さ、熱中症予防を考えてロープウエーで一気に山頂まで上がる計画としました。ロープウエー山頂駅を降りて最近話題となっている「びわ湖テラス」に先ず立ち寄る。今日は曇天で展望はもうひとつでしたが、このテラスが出来たことによってびわ湖バレイは年間を通じて観光客が押し寄せる集客施設に大変身。夏場は閑古鳥が鳴いていた昔日とは様変わりでびっくりです。また地名も「びわ湖バレイスキー場」からスキー場が削除されて「びわ湖バレイ」に変更されていました。

 打見山から北に緩やかに続くゲレンデを鹿の糞に気を付けながら下降、木戸峠を経て比良岳に向かう。急登ではないがダラダラとした樹林帯の登りが続き、比良岳道標に到着。実際の山頂は5分程度離れた地点にあるのでそこまで足を延ばし昼食大休止。ブナ林の中で展望はなし。

 昼食後、比良岳道標まで戻り葛川越へ。葛川越から烏谷山まではやや急登が続く。途中振り返るとスタート地点の打見山や蓬莱山、眼下には琵琶湖が一望。烏谷山頂上で小休止。烏谷山は展望があり琵琶湖周辺の山々が見渡せました。烏谷山からは堂満岳方面へ進み荒川峠着。荒川峠から中谷出合下の林道までは荒れているうえに、途中雨も降りだし予想以上に時間を要してしまった。中谷出合下の林道からは舗装道を辿り志賀駅へ。今回の例会で感じたことですが、今日は山沿い雷雨の予報が出ていました。降水確率に関係なく、また雷雨予報が出ようが出まいが雨具は必携装備です。夏場で1,000m程度の山ならずぶ濡れになっても大事にはなりませんが、他の季節なら大変な事態になりかねません。登山は最終的には自己責任ということを自覚してください。

 今年の夏は「命の危険を感じる暑さ」という形容詞が付くような天気が続いています。今日は晴天でなく曇り空でまだ恵まれていましたが、暑い中、汗びっしょりの登山、参加メンバーの方々お疲れ様でした。

記:野原 写真:大石