一般例会No.566

高野山・黒河道 例会記録

概要

『高野七口と呼ばれる街道のうち黒河道から高野山を目指します。』

日時

2018年8月26日(日)

天候

晴れ

担当

杉本康夫、森本善博

集合

8:00 南海高野線橋本駅南口(参考;南海難波駅7:00発橋本行き急行に乗車 橋本駅7:50着)

行程

橋本駅~明神ヶ田和~市平橋~久保小学校跡~三本杉~奥ノ院前バス停⇒(バス)高野山駅

参加者

安本昭久、飯尾廣子、安岡和子、板谷佳史、保木道代、小川眞裕美、安本嘉代、村木正人、村木とも子、北山かな、西村晶、西村美幸、大森朋江 ・・・ 計15名

8:25 高野山に向けて歩き出す。道端には黒河道のノボリがた立てられている.。

8:46 民家の脇をすり抜けるように歩く

9:16 疎らな木立のなか気持ち良い

10:01 がけ崩れの後をきれいに補修されている

10:33 市平橋は以前にあった吊り橋を作り直したそうです

12:54 くどやま森の童話館は久保小学校跡を整備して生まれ変わりました

14:59 粉撞峠に祀られている粉撞地蔵、高野山の結界を示す道標であったらしい

15:22 木道は歩きやすい

15:40 奥ノ院まであと少し

15:44 奥ノ院に到着しました。多くの人がお参りされています

 高野山に至る「高野七口」と呼ばれる街道のうち黒河道は、橋本から高野山への近道とされ大和の国からの参詣人が多いことから「大和口」とも呼ばれていました。また太閤秀吉も高野参詣の帰途に通ったという記録もあるそうです。アップダウンが厳しいため西の京大坂道を利用されるようになり古道として残された様です。

 8月下旬にもかかわらず依然として猛暑が収まらず厳しい暑さの中少しでも日陰を探しながら出発する。橋本駅からしばらくは旧村の舗装された道と交錯しながら柿の木畑を過ぎるころには木々で日陰が多くなり暑さもしのげるようになりました。また、舗装された道はほとんどなく近代の交通路から外れたことで古道らしさが残され、道すがら観音様や地蔵様などが昔の面影をしのばれます。世界遺産に登録され、標識番号も立てられて番号が増すにつれゴールに近づく楽しみもあって歩くしんどさも励みにもなります。子継峠(粉撞峠)で黒河道の標識番号が終わり、また女人堂との合流点にもなっていて子継地蔵が祀られています。ここからは先、道巾も広くなり大勢の人で混みあうようになってきました。弘法大師御廟に手を合わせて本日の登山の無事を感謝しました。

記:杉本(康) 写真:森本