一般例会No.567

南宮山(419m)歴史探訪シリーズNo.40例会記録

概要

『古くは古今和歌集にもうたわれた山で、関ヶ原の戦いの時、毛利秀元が陣を構えた山です。宰相の空弁当という言葉も生まれました。関ヶ原の戦いでなぜ西軍が負けたかを考えながら歩きましょう。又、山麓には南宮大社があり美濃国一宮としても有名です』

日時

2018年9月9日(日)

天候

曇り時々雨

担当

小椋勝久、杉本康夫

集合

7:15 JR大阪駅中央改札口前(7:30発 新快速・近江塩津行に乗車)

行程

垂井駅~南宮大社~展望台~南宮山~展望台~南宮大社~JR垂井駅

参加者

村木正人、神阪洋子、保木道代、三原秀元 ・・・ 計6名

10:31 南宮大社の前で出発の挨拶、小雨です。

10:37 瓦塚、長年社殿を守ってきた古瓦が供養塔として残されています。

10:42 南宮山のハイキングコースの案内板、この付近が安国寺恵瓊の関ヶ原決戦当日の陣屋跡です。

12:09 毛利秀元陣屋跡からは大垣城や岐阜城遠くに犬山城や名古屋市内が望まれるのですが、雨が上がっても展望が効きません。山頂から戻ると雲が切れて絶景かなです。

13:11 南宮山頂の三角点、樹林に囲まれ展望は全くありません

14:31 南宮山には上りコースと下りコースがあり下山は下りコースを行きます

15:05 南宮大社で無事下山のお礼

15:12 南宮大社の門前で解散

南宮山で見かけたキノコたち

 大阪は晴れ時々曇り、これなら今日の山行は大丈夫だと高をくくって出発したものの米原で乗り換え大垣方面へ向かう列車に乗り換えると雨模様、垂井駅で降りてホームから出るころには土砂降りの雨、早々雨具を出して出発したが歩き始める頃には雨も上がる。蒸し暑い中、南宮大社を通り抜けハイキングコースに入っていく。

 稲荷神社を過ぎ害獣除けのフェンスをくぐると安国寺恵瓊の陣跡が現れる。ここから北に吉川広家の陣があり吉川が動かなかった為敗戦の一因になったのかと思いを巡らせながら先に進む。時折降る雨はより一層不快感を誘い風も無いため汗ビッショリになる。湿度100%に思える。そんな中、毛利の陣跡に向うが、陣跡に着くと心地よい風が吹き霧も晴れていく。まさに関ヶ原の合戦当日の天候。陣跡から見る濃尾平野が霧が晴れるとともに全体が見えるようになる。なるほど関ヶ原に向かって戦いが移動していく様子が手に取るようにわかる。やはり現場に来ないとわからない。陣跡で少し話をして南宮山の三角点へ向かうが相変わらず暑い。

 汗ビッショリになりながら南宮山最高点に到着し下山、帰りに南宮大社に参拝し垂井駅へと向かう。今日は三原さんが同じ秀元だからと参加してくれました。毛利秀元の陣跡から見える景色に三原さんも感激したのでは。

記:小椋(勝) 写真:杉本(康)