一般例会No.573 |
(ベーシック登山No.48)京都西山・沓掛山(451.1m)例会記録 |
概要 |
『嵐山から唐櫃越えの古道をたどります』 |
日時 |
2018年11月11日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
野原勇、翁長和幸 |
集合 |
8:00 阪急梅田駅3階改札口前(8:14発 京都本線快速急行・河原町行き乗車、8:51桂駅着乗換、9:00発嵐山行き乗車、9:02上桂駅下車) |
行程 |
上桂駅~唐櫃越~沓掛山~みすぎ山~JR馬堀駅 |
参加者 |
岩本和行、村木正人、村木とも子、保木道代、岸田暎子、片山純江、寺島直子、大森朋江、脇本勇二、安本昭久、安本嘉代、北山かな、横山寿夫 ・・・ 計15名 |
9:10 朝の挨拶 |
京都の山らしく竹林が続く |
10:20 からと越 |
からと越からの嵐山方面 |
台風21号の影響か、倒木が多くコースが判りづらい |
11:10 沓掛山 |
13:10 山道から林道に出る |
14:10 みすぎ山 |
稜線から集落に下る。歩きづらい山道 |
集落手前で見たきれいな紅葉 |
15:10 山際の民家まで下ってきた |
15:30 JR馬堀駅到着 ここで解散。倒木が多かったので、4時間の予定が6時間以上かかった |
このコースは7年前(2011年9月)に計画、実施されましたが、この時は参加メンバー1名の足の調子が悪くなり途中で下山となりました。7年ぶりのリベンジです。またこの唐櫃越え(からとごえ)コースは天正10年(1582年)6月2日明智光秀が13,000の兵を率いて丹波亀山城を出発、夜を徹して山中を歩き京都・本能寺に滞在していた織田信長を攻めたコースとも言われています。歴史上の大事件「本能寺の変」「敵は本能寺!」です。 この例会を前にネットで唐櫃越えコース状況を調べると、台風21号の影響が甚大で倒木だらけという記録が出ていました。 上桂駅から西に一直線、竹林の中を唐櫃越えコースに入り墓地手前の六地蔵で小休止。今日は天気も良く歩いていると暑さを感じる。沓掛山までも倒木が目についたが、支障となるコース上の倒木は伐採されており大きな困難は感じない程度。沓掛山頂上で先着していたグループから、この先馬堀へのコースは倒木が酷くて大変らしいとの警告あり。事前にある程度の倒木状況は把握していたので聞き流す。このグループは引き返した模様だ。 沓掛山から先は倒木の連続で見通しが悪く、「前後左右上下」に注意をしながら、倒木をまたいだり、くぐったり、迂回しながら進んだが、424mの小ピーク手前辺りで右方向の小尾根に入ってしまった。距離的には僅かだったが、メンバーが多いこともありこのずれの修正に40分余りを費やす。正規ルートに戻っても倒木の連続でしたが、それ以降は迷うこともなく林道に到着、遅い昼食としました。7年前の例会時は、ここで行動を打ち切り西山団地へ下山しています。 昼食後、舗装された林道を終点の広場まで歩き、その後地道を経て眼下に保津峡、JR山陰本線の鉄橋、愛宕山などを眺めながら、あっけなく送電線鉄塔の立つ眺望良好のみすぎ山到着。みすぎ山からは石がゴロゴロしたやや急な歩きにくい山道を下り如意寺へ。その後南條橋を経て住宅街の中を進んで馬堀駅到着、解散としました。台風21号のような猛烈な風台風が引き起こす倒木だらけのコースを体験、所要時間は増えましたが見方を変えれば意義のあった例会でもありました。参加メンバーの方々お疲れ様でした。 |
記:野原 写真:翁長 |