一般例会No.577

六甲・須磨アルプス(横尾山、312.1m)例会記録

概要

『六甲全山縦走の始まりの部分を西からではなく、東から登ります。風化した露岩の尾根が続く須磨アルプスではアルペン的な眺めがチョッピリ楽しめるでしょう。』

日時

2018年12月9日(日)

天候

曇り

担当

大石隆生、杉本康夫

集合

8:30 阪急梅田駅3F改札口前(8:50発 新開地行き特急乗車、新開地駅で山陽電鉄に乗換え、板宿駅下車)

行程

板宿駅~須磨アルプス~横尾山~高倉台団地~旗振山~須磨浦公園駅

参加者

村木正人、脇本勇二、森本善博、森本咲穂、實操綾子、喜多田恵美子、片山純江、上野あさみ、村木とも子、西村晶、近藤さとみ、寺島直子、北山かな、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計17名

9:48 板宿駅で出発の挨拶、昔は地上駅で今では綺麗な駅になっています。

10:08 板宿八幡神社に到着、駅からは道標もあり迷うことはないです。登山道は左手社務所横から登ります。

11:20 目の前に須磨アルプスが現れました。私たちは通常の逆コースを歩いています。

11:36 今例会の核心部です。ちょっぴりスリリングです。

12:35 栂尾山から明石海峡大橋から淡路島が望めます。

13:10 高倉台団地からこれから登る高倉山です。

13:42 鉄拐山から足下には須磨の浦と海づり公園が見えます。

旗振山は旗振りで米相場などの情報を伝えたことが有名で、1981年12月に旗振り通信の再現実験も行われたそうです。

鉢伏山ロープウェイ付近で見かけたコダチダリア

14:53 須磨浦公園駅で解散。リーダー大変お疲れ様でした。

 六甲山系は塩谷の海岸近くから始まり、東の宝塚へと延びるにつれてだんだんと海から離れていきます。今回のコースはその始まりの部分です。摩耶山や六甲最高峰からの大阪湾は向こうの方に見えているという感じですがそれが真下に見え、海を挟んで遠くには二上山から金剛山、ぐるっと回って友ケ島、淡路島、明石海峡大橋と、いつもとは違う眺めを楽しみながら歩きました。

 山陽電鉄の板宿駅から市街地を抜けて板宿八幡神社に着き、ここから山道が始まる。葉を落さない広葉樹が多く冬枯れを感じさせない雑木林の中の道を登り、1回の休憩を挟んで東山へ。この先から、今回の楽しみでもあり難関でもある須磨アルプスが始まる。風化した花崗岩の斜面が侵食されて独特の景観を生みだしている。片側や両側が切れ落ちているので、西からの来た人とすれ違いができる場所が限られる。道を譲り譲られしながら登るうちに雑木林に入り、横尾山に着く。

 ここでのお昼休憩後、栂尾山から高倉台団地へと下っていく。コンクリートの階段を急降下してから団地を通り抜け、先程の3分の2ぐらいの段数を登り直して高倉山の東端へ。神戸空港に着陸する飛行機を眺め、小さな上り下りを繰り返して鉄拐山を過ぎ旗振山へ。ここからは石が張られた遊歩道となり、須磨浦公園駅へと下って解散とした。

記:大石 写真:杉本(康)