一般例会No.591

京都・音羽山(593m)例会記録

概要

『展望に恵まれた音羽山を経て、「醍醐の花見」で有名な醍醐寺三宝院へ下ります。満開の桜を見ながらの登山が期待できます。』

日時

2019年3月24日(日)

天候

晴れ

担当

野原勇、森本善博

集合

8:00 JR大阪駅中央改札口前(8:15発 新快速・米原行き乗車、8:50山科駅着(京阪乗換)京阪山科駅9:07発 浜大津行き乗車、9:16大谷駅下車)

行程

大谷駅~音羽山~牛尾観音~横嶺峠~醍醐寺三宝院~地下鉄醍醐駅

参加者

安本嘉代、寺島直子、駒井万生子、西向美保子、喜多田恵美子、安本昭久、岩本和行 ・・・ 計9名

9:18 大谷駅前にて出発前のリーダー挨拶

9:20 先ずは駅横にある「蝉丸神社」へお参りです

国道に架かる歩道橋を渡り、東海自然歩道に入ります

605段の階段を含め緩急織り交ぜながらの登りが続きます

このコースは、このような息を整えつつ休みながら歩ける平坦な個所も多い

10:50 音羽山頂上到着、展望抜群の場所だ。頂上にさび付いた機械の残骸があり気になって下山後調べると戦時中の高射砲の残骸らしい。思いがけない所に戦争遺産が残っていました。

音羽山頂上から見たびわ湖方面

音羽山頂上から見た京都市街

11:50 牛尾観音到着、昼食大休止

12:30 コケコッコーの滝、一体誰が名付けたのか気になる小滝です

谷沿いのコースを進みます

車道を800m程度歩き横嶺峠を目指す

13:35 横嶺峠のお地蔵堂

14:20 石ころゴロゴロで歩きにくかった下山道終了、醍醐寺も目前です

14:43 醍醐寺西大門(仁王門)前で解散。お疲れ様でした。 

国宝「醍醐寺三宝院 唐門」

 この時期は例年のことながら気温の変化が激しい。2~3日前は21度を越えていた最高気温が今日は12度まで下がる中での登山となりました。

 「これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関」で有名な百人 一首の歌人「蝉丸」を祀った蝉丸神社からスタート。逢坂の関跡に架かる歩道橋を渡り、飛び飛びではあるが合計605段の階段登りを経て稜線へ。その後はなだらかなアップダウンを繰り返しながら音羽山頂上。頂上からは京都盆地やびわ湖も一望だ。この頂上から下界を見ると京都と滋賀の近さが一目瞭然。なぜこんな戦略上の好立地に城が築かれなかったのか不思議だ。またこの山頂直下には音羽山トンネルが掘られ新幹線が走り抜けています。

 音羽山頂上で小休止後、パノラマ台を経て牛尾観音へ。本堂前の縁起を読むと、この牛尾観音は宝亀9年(778年)の創建。正式には法厳寺といい清水寺の奥の院にあたるそうです。これ程の歴史がある寺であるが普段は無住寺なので人の気配がない。昼食大休止とする。

 昼食後「桜の馬場」を経て谷沿いの道を横嶺峠へ。お地蔵さまの安置してある横嶺峠から上醍醐へのコースは立入禁止となっており、醍醐寺へ直接降りる石ころがゴロゴロした歩きにくい登山道を醍醐寺まで下りました。醍醐寺は「醍醐の花見」でも有名な桜の名所でもあり満開の桜を期待していましたが、1週間以上早すぎたようです。残念!

 観光客がひっきりなしに出入りする醍醐寺西大門(仁王門)の前で解散。歩いていると暑さを、止まると寒さを感じる今日の例会、参加の皆様お疲れ様でした。

記:野原 写真:森本