一般例会No.628 |
呉枯ノ峰(533m)「近畿の山リレー登山No.10」例会記録 |
概要 |
『豊臣秀長の砦城址がある田上山から琵琶湖が美しく見える呉枯ノ峰を巡ります。雪深いところなのでラッセルが体験できるかもしれません。』 |
日時 |
2020年2月9日(日) |
天候 |
晴時々曇 |
担当 |
杉本康夫、小椋勝久 |
集合 |
7:15 JR大阪駅中央改札口前(7:30発 新快速・近江塩津行き乗車 9:24木ノ本駅着) |
行程 |
木ノ本駅~田上山~田上山分岐~呉枯ノ峰~三本松見晴台~浄信寺~木ノ本駅 |
参加者 |
保木道代、西村美幸、上野あさみ、大森朋江、村木とも子、佐野雅美、板谷佳史、村浪義光 ・・・ 計10名 |
9:45 木ノ本駅にて挨拶をするが周りは期待していた雪は全く見当たらない |
創建が飛鳥時代と言われる意富布良神社の境内を抜け田上山の登山口へ |
豊臣秀長が賤ケ岳の戦いの際に砦を構えただけに堀切などの遺構を見ることができる |
10:22 田上山頂上砦跡 ここから遠く玄蕃尾城、行市山を見ていたのか今は面影もなくひっそりと佇んでいる |
砦跡の説明板、実質的には秀吉方の本陣であったとのことで立派な規模 |
田上山より呉枯ノ峰へ向かう |
呉枯ノ峰の稜線に出るころには少し雪が出てきた |
11:30 一等三角点のある頂上にて、この後少し移動し食事を取り下山する |
途中伊吹山が見ることができたが雪が少ない |
12:50 林道に合流し駅に向かう。春のような陽ざしだ |
七世紀後半に創建されたのが始まりという古刹 木ノ本地蔵院に参拝 |
木ノ本駅にて解散の挨拶をし 帰途に就く |
今年は暖かい日が続き雪を見る機会がなく、「湖北の豪雪地帯」と言われるこのあたりである程度の積雪を期待していたが木ノ本駅でも雪が全くない状態です。2日前に近畿地方にも寒波がきていたが残念です。かろうじて呉枯ノ峰山頂で約2cm積もっているだけでありました。おかげで登山靴とスパッツは泥だらけ。木ノ本駅で敦賀市在住のMさんが待っておられ久しぶりにお会い出来ご一緒出来るのが嬉しく思いました。 駅から町中を抜けて意富布良神社の境内から田上山を目指して登りはじめる。田上山頂の今は樹林に覆われていてあまり眺望がないが、当時は琵琶湖などが見渡せただろうと思うと天然の要塞として砦を作ったのもうなずける。田上山分岐では吹きだまり状態になっているがそれでもくるぶし下位の雪で、この付近が今回で一番の積雪であった。呉枯ノ峰からは琵琶湖が綺麗と言われていたが樹木で眺望がなく、雪もなく拍子抜けの感じで下山する。3時間の山行の最後に眼の地蔵様として親しまれている立派な木ノ本地蔵院にお参りをして早々と駅に到着し解散としました。 |
記:杉本 写真:小椋(勝)、板谷 |