一般例会No.644

台高・大洞山(1013m)~尼ヶ岳(957.7m)「近畿の山リレー登山No.20」例会記録

概要

『三浦しをんさんの小説が原作の映画「WOOD JOB!神去なあなあ日常」のクライマックス、お祭りのシーンを撮影したのが大洞山の倉骨峠だそうです』

日時

2020年7月12日(日)

天候

曇時々晴

担当

杉本康夫、山倉康次

集合

7:25 近鉄鶴橋駅プラットホーム(7:34発 五十鈴川行き急行に乗車⇒8:39名張駅着)

行程

名張駅⇒(タクシー)杉平~大洞山~倉骨峠~尼ヶ岳~高尾登山口⇒(タクシー)近鉄桔梗が丘駅

参加者

西村美幸、黒澤百合子、佐野雅美、村木とも子 ・・・ 計6名

9:30 杉平バス停でタクシー下車後出発前の挨拶

三多気の桜街道を大洞山登山口へ

今はアジサイが奇麗です

10:00 真福院の山門をくぐる

大洞山(雌岳)へ、結構きついのぼりです

大洞山へもう少しです、勾配もゆるくなってきました

11:30 大洞山(雌岳)にて

雄岳へ緩やかな尾根を行く

12:00 雄岳頂上にて

伊勢湾方向遠望

12:35 倉骨峠を通過

倉骨峠の広場でここで撮影された映画「WOOD JOB!」の表示板がありました

尼ケ岳への登りの前に小休止

倉骨峠から約1時間で、13:40 尼ケ岳頂上にて

頂上では涼しい風が疲れを癒してくれます

急な階段下りが小一時間続きます

14:50 里に下りてきました

15:25 高尾登山口バス停にて解散、この後タクシーで桔梗が丘駅へ

 7月に入っても連日の雨で太陽が恋しくなってきましたが、今日は梅雨の晴れ間が見えた貴重な一日でした。

 尼ヶ岳は遠くから見ると別名伊賀富士と言われるだけあって三角錐の綺麗な山容を見せています。杉平から新緑が美しい三多気の桜(みたけのさくら)の桜並木の中、のんびりと進む。幹周りが太く、中には幹が裂けて痛々しいサクラもありそれでも青々とした葉をつけています。地元の人たちによって手入れされ大事にされていることが判ります。桜の時期には露店も出て大勢の人たちで賑わっているようです。桜広場ではライトアップの設備もあり夜桜を楽しめるようですが今年はコロナの影響で中止されたそうです。三多気の桜は国指定名勝、「さくら名所100選」に認定されています。

 大洞山への登りは里山らしくピーク目指して直線的に登っていくコースが取られています。今日の一番長い辛い登りです。約1時間で大洞山雌岳に到着です。雄岳に漬く頃には太陽も顔を出しついでに西風も出てきて少しひんやりします。気分も上々で疲れも取れます。大洞山から北に四峰から一峰まで小さなピークで尼ヶ岳とのコルまで続いています。三峰と二峯の間の倉骨峠ではこの峠で撮影された映画「WOOD JOB!」のラストシーンの表示板がありました。

 尼ヶ岳の東面は樹木で展望がなく西面では180度の展望があり太郎生の集落が見渡せます。下りは急傾斜につけられた階段、それも所々壊れていて階段の横は落ち葉と泥で滑り歩きにくく、ひたすら下るのみでうんざりする頃やっと登山口に到着しました。

記:杉本 写真:山倉、杉本