一般例会No.649 |
伊賀・霊山(765.8m)「近畿の山リレー登山No.24」例会記録 |
概要 |
『西教山頂からは青山高原も望まれます。霊山山頂には霊山寺の一大寺院があったそうです。』 |
日時 |
2020年9月20日(日) |
天候 |
曇時々晴 |
担当 |
杉本康夫、板谷佳史 |
集合 |
7:20 近鉄・鶴橋駅プラットホーム(7:33発 五十鈴川行き急行乗車 8:59伊賀上津駅着) |
行程 |
伊賀上津駅⇒(タクシー)富永バス停~西教山~田代池~霊山~JR柘植駅 |
参加者 |
佐野雅美、村木とも子、中川由紀、喜多田恵美子、中嶋恵子 ・・・ 計7名 |
9:50 富永バス停にてタクシーを降りる、出発の挨拶 |
服部川を渡って西教山へ向かう、南北に東海自然歩道が通っている |
山道の入口に忍者トレイル(西教山~霊山~油日岳まで、毎年トレイルランレースが開催される著名なコースらしいです)の標識、これを辿れば簡単に西教山に立てると思っていたのだが・・ |
いっこうに次の標識が現れず、地形図に波線はあるが、廃道に近い急登と藪の多い踏み跡らしきを強引に登る。どこかで忍者トレイルから外れたらしい |
山頂直下で猛烈な藪をこぎ獣害除けネットの向こう側に再び忍者トレイルの標識が現れる、そこが西教山山頂 |
11:40 西教山山頂の展望台に到着、やっと休憩して昼食に・・。この先霊山まではなかなか遠い |
西教山山頂から南に青山高原の展望が開ける |
西教山からは明瞭な忍者トレイルが続き傾斜も緩んで楽な尾根道が続く |
途中から東海自然歩道と合流し、ハイキング気分で 13:22 子延林道に出る |
13:45 田代湖の堰堤に到着して明るい光景に緊張も解けてゆっくり休憩する |
14:15 田代湖の野外活動センター跡に霊山への登山口がある、最後の登りだ |
14:52 本日最後のピーク霊山山頂に立つ、遠く滋賀、三重、奈良の山々の大展望を楽しむ |
霊山山頂遺跡の説明、こんな山の上に最澄が創建したという大寺院があったのだ |
16:48 長い車道をJR柘植駅まで歩いて本日の例会は終了しました |
「近畿の山リレー登山」として計画した24回目の例会GPS記録。コロナ禍で多数中止となりましたが、貴重な実施コースとなりました。(ジオグラフィカ+カシミール3Dにて作成:板谷) |
西教山から霊山へは忍者トレイルランのコースとして大会が行われているようです。今年は11月1日に予定されていましたが新型コロナウイルスの影響で中止となったそうです。 富永の集落を抜けると「忍者トレイル」の立派な標識があって難なく西教山のピークに立てるだろうと思っていた。ところがしばらく進むと道は踏み跡か山仕事道程度になり、ランコースとしてはおかしいと思いながら地形図の破線のとおり進む。ついに道がなくなったので尾根通しに登ることになる。幸いなことに植林の中で雑木がほとんどないので比較的スムーズに登高することができた。西教山直下だけが藪漕ぎになりそこを抜けると綺麗に下草が刈られた尾根道に出る。どこかでランコースを見失ったようである。山頂には「危険、立ち入り禁止」と書かれた壊れそうな展望台があった。ここから歩きやすい登山道になり途中から東海自然歩道に入ると標識も出てきました。田代湖のダムの上には芝生が綺麗に敷かれ寝転がりたいような気持ちになる。1時間で霊山に到着。眼下には伊賀盆地、遠くに琵琶湖や比良山、青山高原の風車群が望まれ絶景を堪能した後舗装された道を一路柘植駅へと向いました。 |
記:杉本 写真:板谷 |