一般例会No.694

和泉山脈・犬鳴山表行場~高城山(649m)例会記録

概要

『主人を大蛇から守るため、泣き続けた義犬伝説の山。葛城修験道の根本道場としての七宝瀧寺があります。その修験道の表行場をたずねます』

日時

2021年10月3日(日)

天候

晴れ

担当

翁長和幸、小椋勝久

集合

9:50 南海バス・犬鳴山バス停(南海本線・難波駅8:15発特急サザン5号和歌山市行き乗車(後車両4両目からは普通乗車券だけでOK)⇒8:44泉佐野駅着 9:10発南海バス・犬鳴山行き乗車⇒9:44犬鳴山バス停着 (このバスはJR日根野駅経由・犬鳴山行きです。JR日根野駅は9:21発です。)

行程

犬鳴山バス停~不動谷~行者の滝~表行場~高城山~コッツキ谷~行者の滝~不動谷~犬鳴山バス停

参加者

安本嘉代、小椋美佐、安岡和子、前田守、西村晶、和田敬子、樫葉三代子、中川由紀、板谷佳史、脇本勇二、佐野雅美、喜多田恵美子、西向美保子、中嶋恵子、安本昭久、大森朋江、村木正人、中村仁紀 ・・・ 計20名

10:00 犬鳴山バス停にて今日の行程と挨拶 久しぶりの再会で話も弾む

七宝滝寺に向かって犬鳴川沿いを歩く

塔の滝

七宝滝寺から林道に向かって登る

犬鳴トンネルを抜け表行場の登山口へ

フィックスロープを張り巡らした行場道を登攀する

やっとの思いで西の覗きの近くの行場に着く

まだまだ急峻な登りが続く

12:50 高城山に到着

高城山山頂で昼ご飯

下山道のコッツキ谷は荒れていて倒木が多くやっとの思いで林道に出る

林道で一休み

七宝滝寺滝行の滝を皆で見学

15:25 犬鳴川沿いを下山しバス停で挨拶後解散する

 コロナの緊急事態宣言が解除され、久方ぶりにいつものメンバーと顔をあわす。口には出さないが、何かウキウキするような気分になる。ワクチンの注射を打った人に挙手してもらったところ、全員だったので気遣いしなくても良いようだ。

 快晴のなか10時出発。バス停から渓流にそって行者の滝へむかう。総勢20名のにぎやかな事だ。

 犬鳴山の名のもととなった「義犬」の墓を過ぎたところで、山伏の一団が護摩を焚いて行をしている。テレビや写真では良く見るが、実際のものを見たのは初めてである。七宝龍寺から表行場へは立入禁止の看板が紐に掛かっている。表行場へは七宝龍寺手前から林道に上がり、裏側から行く事にする。不明瞭なふみ跡をたどり表行場へ。ベタ張りのフィックスロープに導かれて急斜面をよじ登る。急斜面の倒木をくぐったり、ずり落ちそうな所ではフィックスロープにつかまったり、難儀な所である。40分位で護摩壇のある空き地に出る。ここで表行場は終わる。この3m位下に「西の覗」があり、皆さん順番に覗いていました。はるか足元に林道が見え「西の覗」というのを実感する。

 今日、登ったコースは地獄岩や蟻の戸渡の迂回コースのようで、残念ながら蟻の戸渡は行けませんでした。ここからは急斜面をひたすら登る事になります。13時ごろ高城山に到着。下山コースのコッツキ谷は倒木が多く、ここも難儀な事になっていました。そうこうしながら七宝龍寺につき、行者の滝を見てバス停へ。15時半ごろバス停。解散。

 今日は表行場や、コッツキ谷の倒木で少々疲れました。ご苦労様でした。

記:翁長 写真:小椋(勝)、西村(晶)