一般例会No.695

京都・皆子山(971m)例会記録

概要

『京都の最高峰へ行く。』

日時

2021年10月17日(日)

天候

小雨

担当

前田守、野原勇

集合

7:30 JR大阪駅中央改札口前(7:45発新快速・敦賀行き乗車⇒8:35堅田駅下車 8:50発江若バス細川行き乗車⇒9:19平バス停下車)

行程

平~東尾根~皆子山~平⇒(タクシー)堅田

参加者

森本善博、佐野雅美 ・・・ 計4名

9:30 小雨の中、平バス停横の広場で出発前のリーダー挨拶。

9:35 正教院(寺)の山門をくぐります。

9:37 墓地横が東尾根の登山口、いきなりの急登から始まります。

登山口から260m余りの樹林帯の急登。

729mの尾根に出ると、なだらかな尾根歩きに変わります。

途中で見かけた「さるの腰かけ」

頂上直前、晴れていれば展望が良い場所だが今日はダメ!。

11:30 京都府最高峰971mの皆子山頂上到着。小雨の中、周りの景色はまったく見えません。現在皆子山に藪は見当たりませんが、40数年前一人で初めて登った時には藪を漕いで登った記憶がありました。帰宅後調べると20年前まではどのコースを辿っても身を超す笹籔で覆われていたそうです。あの全山を覆っていた笹が現在は絶滅状態。何故こんなことになったのか? 小雨の中ゆっくりする気にもならず10分で退散。

11:40 登ってきた道を戻ります。

南天の実?が、たわわに実っています。

ハッキリした踏み跡が続きます。

なだらかな尾根から急降下が始まる場所、樹林の間から光が射しこみ幻想的な雰囲気でした。

13:10 登山口の正教院に戻ってきました。

13:20 平バス停到着。タクシーを呼び堅田駅まで乗車。ちなみに今年3月から路線バスの運行が廃止。但し、期間限定(春分の日~12月第一日曜日)で土・休日のみ、それも堅田駅午前8:50発の1本のみ運行となりました。平日は1本のバスも動いていませんので、この周辺の登山を予定する場合には注意が必要です。

 昨日迄の残暑の様な暑い日が終わり、今日は朝から小雨が降る寒い1日でした。その為か堅田から乗った江若バスも、登山者は我々だけだった。参加者も少なく、ちよっと寂しい。

 平バス停で降りて、安曇川を渡って東尾根に取り付く。最初は杉木立の急登を登る。その後落葉の林へと続く。この辺りも台風の影響か、倒木が多く、またぎながら進む。11時半山頂に到着。小雨が降り風も有るので寒い、食事をとり直ぐに下山した。寺谷へ下る予定だったが谷が荒れているらしいので、来た道を下った。途中紅葉にはまだ早い木々の向こうに、琵琶湖が霞んで見えた。下山して平バス停で迎えのタクシーに乗り、帰路に着いた。

記:前田 写真:野原