一般例会No.707

高岳(610m)~広橋峠 歴史探訪シリーズNo.47 例会記録

概要

『天誅組の足跡を訪ねます。千早峠~五条代官所~高取城に続き本来は銀峯山ですが銀峯山を見下ろす高岳に登り天誅組古戦場跡の広橋峠に向かいます』

日時

2022年1月16日(日)

天候

晴れ

担当

小椋勝久、翁長和幸

集合

7:40 近鉄・阿部野橋駅改札前(7:50発吉野行き急行乗車 下市口駅下車)

行程

9:20発洞川行きバス⇒長谷~谷集落~城山~高岳~栃本~タクシー⇒下市口

参加者

安岡和子、村木正人、村木ともこ、脇本勇二、大森朋江、神阪洋子、小椋美佐、佐野雅美 ・・・ 計10名

朝10時 担当者の挨拶

サァー出発

集落をぬけて、はじめての休憩

雪がチラホラ残っている

12:30 4等三角点(高岳?)で昼食にする

昼食後、天誅組の講演を聞く 講師は小椋(勝)さん

遠くに霞んでいる金剛、葛城の峰

天誅組の砲台跡についての案内板

14:50 バス道に出てタクシーを待つ

15:30 下市駅にて解散

 近鉄下市口からバスに分乗し長谷で下車。丹生川上神社下社の広場で挨拶をし、県道を歩き始める。暫く歩き西山集落の下市口コミュニティーセンターから林道に入り城山登山口に向かう。

(※下市口駅にて地元警察の遭難注意のお知らせを受け取る大峰で数件遭難があったらしい。)

 城山の裾の平坦な登山道を歩いていくと尾根に出る、ここからは伐採のための林道を歩く。本来ならば尾根道を高岳に向かうのだろうが林道で登山道は分断され、どこに登山道があるのか分からなくなってしまっている。林道を暫く歩くと地図上の高岳(610m)が西側に現れるが登山道他何もなく北にある三角点が設置されているピーク(611m)に向かう。ここも登山道は荒れていて611mの三角点も倒木に埋もれていました。ピークで休憩を取り天誅組奇談を話す。

 休憩後、天誅組古戦場跡広橋峠へと向かう、途中天誅組砲台跡の案内板を読むが遺構らしきものはないとのことなので先へと急ぐやはりこの辺りも天誅組の隊員たちが走っていったのかと思うと感慨深い。尾根に登山道があるのは分かっているのだが、とりつきが分からなく途中尾根に上がってみると登山道は荒れ果て歩ける状態ではなかった。

 そのまま里道を歩き栃本の集落に出てタクシーを呼び下市口駅に向かう。下市の集落も天誅組が火を放ち全焼したらしい。下市口駅で解散し帰途へとつく。

記:小椋(勝) 写真:翁長