一般例会No.719

新籠アルプス・亀山(きのやま457.8m)例会記録

概要

『揖保川を挟んで東の鶴觜山(つるはしやま)から眺めると新籠アルプスはお釈迦様が寝ているように見えます。今回は寝釈迦のお腹の付近から頭にかけて縦走し赤とんぼの里に下ります。』

日時

2022年4月17日(日)

天候

晴れ

担当

杉本康夫、山倉康次

集合

7:50 JR大阪駅中央改札口前(8:00発新快速・播磨播州行き乗車 9:03姫路駅着 9:08発姫新線・播磨新宮行き乗車 9:33東觜崎(ひがしはしざき)駅着下車)

行程

東觜崎駅~馬立~亀岩~亀山(きのやま)~的場山~鶏籠山~龍野城~JR本竜野駅

参加者

三原秀元、脇本勇二、保木道代、原康子、佐野雅美、中村仁紀、大森朋江、村木とも子、安本昭久、安本嘉代 ・・・ 計12名

9:40 JR東觜崎駅前にて出発の準備

清流の揖保川を渡り登山口へ

10:30 馬立登山口へ到着

木漏れ日の中をまずは亀山を目指す

亀岩を通過、登山口から約1時間です

稜線に出て亀山まであと少しです

12:00 亀山頂上着、昼食休憩をとる

つつじの向こうに的場山が望めます

14:05 的場山にて

14:45 的場山を下り鶏籠山へのコル通過、最後の登りが始まります

鶏籠山へあと少しです

15:00 鶏籠山にて

龍野城まで降りてきました。お城の後方が鶏籠山です、右側の白い塀の中は龍野小学校の水練場でした。素晴らしい環境でした

揖保川を渡り返して本竜野駅へ、左は的場山、右が鶏籠山

16:05 本竜野駅にて解散としました。

 東觜崎駅から約45分で馬立登山口に到着する。登山口の馬立古墳群には31基の石憤があると案内板にあったので登りながら探したがそれらしき古墳は確認することが出来なかった。稜線から5分ほど下ったところにある亀の池に立ち寄る。亀の池からは弥生時代の土器が出土したそうで、ダム湖のように広くたつの市の水源にもなっている。稜線に戻る少し手前に亀岩があり池に下るときに気づかず通過したが、上から見ると亀の頭、肩になっていることが見てとれる。亀山には中世の城山城(きのやまじょう)が築かれていて中心部に三基墓があり赤松一族69人が自害した場所と言われている。稜線の両側は樹木が密集してなく適当に展望が利き春の心地よい風と適度の気温で気持ちよく歩くことが出来きた。新籠アルプスとは新宮町と龍野市の境に聳える山脈から名前が付いたといわれています。的場山からは春靄がかかったように瀬戸内海が一望できる。急傾斜を下ると正面には鶏籠山が山名そのもので籠の鳥のようです。鶏籠山も龍野古城跡がありのちに麓に龍野城が築かれたといわれる。市街地まで降りてくると龍野の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定され、地区の学校では伝統的な建物を利用し昔の名称で水練場や屋内運動場として利用されていてうらやましい限りです。

記:杉本 写真:山倉