一般例会No.722

(ベーシック登山No.67) 北摂・歌垣山(553m)例会記録

概要

『男山、女山の2峰からなる歌垣山。古代、若い男女が即興の歌を交わした歌垣(かがい)の山として有名。』

日時

2022年5月22日(日)

天候

晴れ

担当

野原勇、前田守

集合

7:50阪急・梅田駅3階改札口前(8:00発急行・宝塚行き乗車、8:21川西能勢口着、8:24発能勢電鉄・妙見口行き乗車、8:51終点下車)

行程

妙見口駅前⇒(タクシー)歌垣山登山口~男山~女山~堀越峠~妙見奥の院~奥の院バス停⇒(タクシー)妙見口駅

参加者

近藤さとみ、駒井まきこ、原正和、原康子・・・計6名

歌垣山登山口にてリーダーの挨拶

杉木立の道を沢沿いに登った

歌垣山山頂の東屋で休憩、展望も良く北摂の山々見渡せた

山頂には立派な標石が立っていた。妙見山から離れてるからか、登山者がいなかった。

新緑の道を下って行った

堀切峠にて休憩

妙見奥ノ院に参拝した、参拝者がいない静かな寺でした

奥ノ院バス停に下山して解散をした

 集合時間になっても誰一人現われない。EPEのリーダーを務めて11年余り、初めての事態だ。現地集合の2名がいなければ改札に入ることもなく「中止」とするところでした。ところが改札を入ると、思いがけずホームに2名が待っていて計6名の例会となりました。

     

 今日は行動時間が2.5時間程度の例会。歌垣山登山口を9:25分出発、休憩を2回取りながらも10:10分には早くも歌垣山(男山)に到着。男山頂上は広場になっていて立派なログハウス風の建物1棟とこれまた立派な四阿(東屋)がありました。ここは昔、かがい(歌垣)と言われる「未婚の男女が定まった日に集まって即興の歌を交わし結婚相手を選んだ」という由緒ある場所らしい。下界の展望も良好。張り切り過ぎるとお昼前に下山しそうのなのでゆっくりと休憩をとる。休憩後、歌垣山(女山)へ向かう。女山頂上には展望台の他に方向指示板を兼ねた石が埋め込まれた強固な三角点あり。なぜこのような強固に守られた三角点がこの程度の山に必要か。理由がさっぱりわからない。その後、下降に移り車道が走る堀越峠に到達。車道を渡り緩やかな登りがだらだらと続く舗装路を経て妙見奥の院を目指す。妙見奥の院本殿は百数十段の石段を登った先にある。ここは歴史のある寺(神社?)のようだが平素は無住寺なのかひと気がない。

     

 あと10分も歩けば下山口到着という日蓮宗の真如寺を過ぎた辺りで昼食休憩。ここを逃すと昼食を摂る前に登山が終わってしまう。やむを得ず昼食時間を作ったという感じだ。奥の院バス停で解散。

     

 歌垣山は関西50山に選ばれている山なのに登山中誰にも会わず静かな山登りを楽しめました。まだ暑さが本格化する前で歩きやすかったが、次回からは「うちわ」等の持参も必要ではと思った次第です。

    

記:野原 写真:前田