一般例会No.723

丹波・白髪岳(722m)例会記録

概要

『丹波富士と呼ばれる白髪岳、スリリングな岩場があり360度の大パノラマが楽しめる』

日時

2022年5月29日(日)

天候

晴れ

担当

前田守、野原勇

集合

7:40 JR大阪駅中央改札口 7:54発丹波路快速 篠山口行 8:57古市駅着

行程

古市駅~登山口~白髪岳~松尾山~文保寺観音堂~篠山口駅

参加者

翁長和幸、西村晶、中村仁紀、佐野雅美、近藤さとみ、安岡和子、西村美幸、村木とも子、大森朋江、保木道代、安本昭久、安本嘉代、黒澤百合子・・・ 計15名

9:08 JR古市駅前、リーダーから出発前の行程等説明。

白髪岳に向けスタート、要所には案内板が設置されていました。

「集坂(つどいさか)」・・寿永3年(1184年)京都を出た源義経が、この地に兵を集めて平氏滅亡の一歩となる一の谷へ向け進軍したと伝わる。

10:35 白髪岳登山口到着。

白髪岳頂上へ向け登山開始。激坂が延々と続きます。

ピークに続く岩場。ここを登っていると後に続く夫婦の会話が面白かった。「お父さん、そっち行っちゃダメ!」「ダメ!」の連発。まるでお母さんが小学生の子供を叱るような言葉が続く。夫は黙っていたが「うるさい、静かにしろ!」と言いたい気持ちだったのでは。その夫婦を翁長さんがサポートする羽目になった。

サポートを終えて登ってきた翁長さん、お疲れさまでした。

11:53 白髪岳頂上到着。頂上は直射日光にさらされ、かつ多くの登山者であふれており、我々は休むことなく集合写真を撮って早々と松尾山に向かった。

左右にロープが張りめぐらされた急坂が続きます。

13:15 松尾山頂上到着。樹林帯の中で展望はないが、木々の間を通り抜ける風が心地良い。

13:45 扇越の辻、文保寺へ向け下山開始。

トラバース道を進む。

14:25 文保寺到着。縁起を読むと大化年間に天竺(インド)から来た僧・法道仙人が創建したとのこと。三蔵法師の生きた時代にどうやって日本まで辿りついたのか興味が湧きます。

「天台宗松尾山文保寺」本堂、扉が閉まっていて中は見えません。

14:45 この立派な文保寺楼門を後に、車道を炎天下40分余り歩きJR篠山口駅へ。大阪へ向かう電車の中で解散となりました。

 

 駅をスタートして国道から天神川添いの道に入った。前方に三角形の白髪岳を見ながら、田植えの終わった道を行く。1時間半程の道を歩いていやになった頃、やっと登山口の東屋が見えてきた。そこから急峻な登りが続き、暑い為か息を切らしながら登った。山頂手前になると、いきなり鎖場が続いた。

 白髪岳山頂に着くと展望は良いが人が多くて、日影が無いので直ぐ下った。下りは急坂が続き、ロープが張ってある。下った所で昼食を取った。後は新緑の中を登ると松尾山の城跡広場に着いた。そこから30分程で新緑の紅葉がきれいな文保寺観音堂に降りた。ここから又1時間程道歩きをして篠山口駅に到着した。

 白髪岳はアプローチが長いが、展望が良く、岩場が有り、歴史を感じさせる、変化に富んだコースだった。

記:前田 写真:野原