一般例会No.727

(ベーッシク登山No.67)飛鳥・石造物めぐり 例会記録

概要

『世界遺産に登録されている飛鳥地方には、制作年代や使途不明な不思議な石造物がたくさんあります。その不思議な石造物をめぐって太古の昔を思い巡らせましょう。』

日時

2022年6月26日(日)

天候

雨のち曇り時々晴れ

担当

杉本康夫、翁長和幸

集合

8:25 近鉄・橿原神宮前駅東改札口前(8:36発明日香周遊バス(赤かめ)乗車 8:50明日香奥山・飛鳥資料館西バス停着下車)(近鉄・阿部野橋駅7:24発橿原神宮前行き準急に乗車 8:22橿原神宮前駅着)

行程

明日香奥山・飛鳥資料館西バス停~奈良文化財研究所(飛鳥資料館入場)~酒船石~石舞台古墳~飛鳥マラ石~飛鳥川飛び石~橘寺二面石~亀石~鬼のまな板~鬼の雪隠~猿石~近鉄・飛鳥駅

参加者

神阪洋子、村木正人、近藤さとみ、村木とも子、森本善博、中村 仁紀、喜多田恵美子、三原秀元、脇本 勇二・・・計11名

9:00小雨の中、飛鳥資料館バス停より出発

飛鳥資料館 とてもきれいに手入れのされた公園風

最初に現れたレプリカ・石人像 岩に腰かけた男女 7世紀のもの

謎の二面石 橘寺にあるもののレプリカ  7世紀のもの

山田寺の仏頭  7世紀のもの

9:30頃より雨があがり暑くなる ちょっとした四つ辻にも歴史感のある石仏が・・

蘇我入鹿の首塚

酒船石近辺よりの金剛山

石舞台へ続く公園

石舞台

亀石

鬼のまないた

鬼のせっちん

吉備姫王墓内の猿石

吉備姫王墓内の石仏

13:30近鉄あすか駅前、冷房のきいた喫茶店で解散

 

飛鳥資料館西バス停から東に100?歩くと飛鳥資料館に着く。資料館の庭園にはこれからのルートにある石造物のレプリカが展示されている。ここを廻るとほとんどの石造物が見ることができるが、やはり足で歩いての石造物である。資料館では約100年間都がおかれた飛鳥時代から「日本のはじまり」の姿が見学することができました。資料館を出て最初に訪れたのは飛鳥寺、蘇我入鹿首塚。今回のメンバーのほとんどは子供の頃に飛鳥地方を訪れているので昔はこんなに整備されていなかった。野ざらしだった、説明の表示板があったと子供の頃からの変わりように感心している。酒船石では横からの切り出し跡があり何のために切り出されたのか考えさせられる。石舞台古墳は入場料が必要なので柵の外からまんじりと眺める。ここでも昔は無料であったので石室の上に登って遊んで写真を撮ったとか、いろいろな話が出てくる。稲渕地区の棚田は、日本の棚田100選に選ばれているので綺麗な棚田が並んでいる。今日は気温も高く日陰になるようなところも少なかったので涼しい休憩場所は非常に有難いです。最後 に訪れたのは吉備姫王墓の柵の中には置かれている猿石を見学し飛鳥駅で解散としました。

記:杉本 写真:翁長