一般例会No.733

(ベーシック登山No.69) 但馬・立雲峡~竹田城址 例会記録

概要

『「天空の城・竹田城」と竹田城を望む展望スポット「立雲峡」を巡ります。』

日時

2022年8月28日(日)

天候

晴れ

担当

野原勇、翁長和幸

集合

8:15JR大阪駅中央改札口前(8:30発新快速・姫路行き乗車⇒9:34姫路駅着、9:52発播但線・寺前行き乗換⇒10:39寺前駅着、10:42発播但線・和田山行き乗換⇒11:22 竹田駅下車

行程

竹田駅~武田城址~竹田駅~(タクシー)立雲峡駐車場~立雲峡テラス~竹田駅 

参加者

村木正人、村木とも子、中川由紀、西向美保子、大岡華子、谷忠明、實操綾子、原康子、森本善博、杉本康夫 (体験参加)安田香織、秦典子・・・ 計14名

11:30竹田駅にて朝の挨拶

城下町の風情が、たっぷり残っている

竹田城跡登山口(駅裏登山道)

分りづらいが急な木階段

12:20入城料金所

石垣があらわれた いよいよ城跡に入ったか

城跡はきれいに整備されている

城下町であったと思われる竹田の集落

ここもきれいに整備されている南千畳

インカのマチュピチュを連想させる石垣

急な山道を下る

立雲峡より竹田城跡遠望

チャンスに恵まれれば、このような写真が・・

立雲峡の最上部にはこんな池があった

15:50竹田駅にて解散

 竹田城は遠い! 大阪駅出発から約3時間の鉄道旅。当初は立雲峡を先に考えていたが、帰りの電車の便を考え竹田城址を先にすることに変更。

 本日は体験参加者が2名、簡単な自己紹介をして城跡までの登山開始。登高コースは駅裏登山道。登山口までの道路沿いの用水路には鯉が泳いでおり、津和野を思い出しました。登山口から少し歩くと料金場まで800mの表示があり、その後100m毎に表示板があるが長かったり短かったりで距離表示に?を感じる。竹田城は慶長5年(1600年、関ヶ原の戦いのあった年)に城主の赤松広秀が徳川家康に切腹を命ぜられ廃城。石垣は破壊されることなくほぼ完全な状態で現在まで残る稀有な山城遺跡。本丸跡から見る景色は絶景、周囲360度遮るものがない。視界を下げると竹田の町並みが手に取るように見えました。この竹田城跡を歩いて感じたことが三つ。一つ目はざっと東西100m南北400mの広い城郭、築城当時の石垣が残り展望抜群。二つ目が2015年に設置されたという黒いマット敷きの通路。歩行者の転倒防止と地面の露出防止が目的らしいが、歩いた実感としてもソフトな感覚、足に優しく気に入りました。三つ目が郷土愛を持ったボランティアガイドの存在、観光客に親切に対応していました。本丸跡で立雲峡までのタクシー予約を入れる。下降路は表米神社登山道を選んだが460段といわれる階段の連続。足を置くところが凹んでいて歩きにくい。ここを登路に選ばなくて正解。

 予定外だったが帰りの電車の便を考え竹田駅から立雲峡駐車場までタクシーを利用。立雲峡受付で入場料を払い展望台へ。当初は第一展望台までの予定だったが、第一展望台の直ぐ上に昨年秋に「立雲峡テラス」新設されたとのこと。さらに今年春に「光の道天望所」という施設も増設、撮影用スタンドも設置されていてカメラのファインダーから覗くと竹田城址に向かって光の道が通っているという面白い設備で一見の価値ありです。その上部にあった「大成池」を巡るなど十分に展望を楽しみ駐車場まで下降、往路にタクシーを使った車道を帰りは徒歩で竹田駅まで歩き駅前で本例会を解散。残暑厳しい中、参加メンバーの皆様お疲れさまでした。

記:野原 写真:翁長