一般例会No.742

麻呂子山~二上山(517m) 例会記録

概要

『二上山の奈良県側に前衛の山として変わった名前の山があります。』

日時

2022年10月30日(日)

天候

快晴

担当

森本善博、小椋勝久

集合

8:10 近鉄・当麻寺駅(近鉄・大阪阿部野橋駅7:24発 橿原神宮前行き準急乗車 8:02当麻寺駅着下車)

行程

8:50近鉄当麻寺駅出発⇒當麻寺9:10:⇒麻呂子山・原岳登山口9:15⇒麻呂子山9:24⇒原岳10:27⇒岩屋峠10:46⇒二上山(雌岳)10:54⇒二上山(雄岳)11:50⇒近鉄二上神社口着13:00

参加者

村木とも子・駒井万生子・飯尾廣子・保木道代・小椋美佐・上野あさみ・前田守・谷忠明・村木正人・峯岡宣重・佐野雅美・大森朋江・・・計14名

当麻寺駅でリーダー挨拶 今日の行程の歴史などを教えてもらう

当麻寺の参道を歩く

当麻寺を通過し麻呂子山への登山口到着

麻呂子山

ダイトレへ合流 南へ行けば竹内峠

岩屋峠へ到着 ここから雌岳へ行く

雌岳への登山道 思ったよりきつい

雌岳で昼食を取り雄岳へ 案内板を確認しながら何思う

大津の皇子のお墓へ 歌人でもある皇子をしのぶ

二人行けど行き過ぎ難き秋山を いかにか君が独り越ゆらむ(万葉集より)

二上神社に到着 少し休憩し駅へと向かう

駅に向かう途中解散し 各自駅へと急ぐ

 

「二上山、されど二上山」「山高きが故に貴からず」が参加者の登山中、登山後の感想でした。

快晴の中、駅より當麻寺(山号は二上山)まで門前通りを観光気分で歩き、寺の本堂(国宝)に健康等を心の中で祈り、登山口へ向かう。

参加者より「え!急な登りがあるの?」の声の中20~30メートルの竹林の中の急登後、二上山へ続く尾根上に出る。麻呂子山(この名前は、聖徳太子の義理の弟の名前)を登頂し、その後奈良盆地の南部を眺められる尾根上にて休憩。手作りのベンチもあり尾根を吹き抜ける秋風は涼しく、癒してくれます。

その後、原岳を過ぎ、岩屋峠に出る。

ここまで誰とも会わず静かなしかし会話のある道すがらです。

岩屋峠からは、二上山(雌岳)までつづら状の登山道を登り、日時計のある頂上にて昼食。

昼食後、一旦馬の背に下り大津皇子(宮内庁管理です)の眠る雄岳に登り返す。頂上では葛城修験第二十六番経塚を見学( 経塚の隣には葛木二上神社があり、鎌倉初期の『諸山縁起』によれば、経塚はこの岩屋にあったとされ、後に二上山頂に移されたと考えられる。)後、大津皇子の御陵を見学。

下山途中、麓にある二上神社に参拝し二上神社口駅へ着いた。

記:森本(善)  写真:小椋(勝)