一般例会No.763

(ベーシック登山No.71)飛鳥石舞台~多武峰談山神社 例会記録

概要

『現在では車で簡単に行き来できますが、ハイキングコースとして残された歴史深い道を歩きます。2016年に逆のコースを歩き飛鳥駅まで歩きました。』

日時

2023年4月9日(日)

天候

晴れ

担当

山倉、森本(善)

集合

8時30分 近鉄飛鳥駅前(阿部野橋発7:40吉野行急行乗車~飛鳥駅8:19着)

行程

飛鳥駅⇒8:55発石舞台行バス⇒石舞台

石舞台~万葉展望台~ねずき~御破裂山~談山~談山神社~近鉄バスにて桜井駅    歩行約5時間

参加者

西村(晶) 西村(美) 三原 岩本 西向    計7名

8時40分飛鳥駅前にて挨拶

車道を石舞台に向かって

途中の道端にある亀石を見学、亀の瞼がかわいいですね

9時半橘寺を通過

10時石舞台に到着

道端の菜の花がきれいでした

道中にはところどころ古い石仏が見られます

車道から本格的に山道へ入ります

  スギ林の中万葉展望台を目指す

11時万葉展望台着

大和盆地の向こうに左から金剛、葛城、二上山

ハイキング道から少し下ったところの(ねずき不動尊)

12時30分御破裂山着、ここは藤原鎌足公の墓所

  談山神社に降りて十三重の塔を見学しました

   なごりの桜の下にて

13時30分談山神社門前に下山

 

阿倍野橋発の近鉄電車内は結構込み合っています、吉野山へなごりの桜見物に向かう人たちでしょうか、飛鳥駅で降りると案外行楽客が少ないでした、8時40分挨拶を済ませまずは石舞台に向けのんびりと歩きます。

10時石舞台着、露出した石室は30個の岩で総重量が2300tあるそうです、当時の土木技術がどの程度のものか想像も尽きません、ここから林道の登りが始まり、途中から杉林の急登になり11時万葉展望台で急登は終わります、展望台からは大和平野とその向こうに金剛、葛城、二上山の山並みが春霞の向こうに連なっています、ここから先は細い林道状のハイキング道を緩やかに登ってゆきます、途中には古い石像や石仏が多く見られます、12時30分頃には御破裂山(ごはれつさん)に到着、ここは藤原鎌足公の墓所だそうです、談山神社に下る途中、談山(かたらいやま)によりました、入口の看板には(大化の改新相談所)と書かれています、まるで市役所か何かの相談所のようです、一応ここで昼食休憩としました、飛鳥時代、中臣鎌足(後の藤原鎌足)と中大兄皇子はこの地で大化の改新を談合し、飛鳥板蓋宮でクーデターを実行して蘇我氏を滅ぼし大化の改新を成し遂げたと伝えられていますが真相はわかりません、休憩後15分ほど下ると今日の目的地談山神社に着きました、秋の紅葉時には素敵な景色になります、一度訪れてみてはどうでしょうか、14時バス停に到着し本日の山行を終了としました、ありがとうございました。

記:山倉  写真 :森本(善)